夏の定番、水ようかん。
水羊羹を美味しく作るコツは、寒天選び。粉寒天ではなく、糸寒天または棒寒天を使います。
糸または棒寒天を使うと、お店と同じようなとっても美味しい水ようかんが出来上がりますよ!
ぜひお試しください。
目次
水ようかんの材料と道具
材料:玉子豆腐器(12×7.5cm) 1缶分
・糸寒天または棒寒天:1.6g
・水 :200g
・上白糖 :40g
・こしあん:200g
糸寒天、棒寒天、粉寒天の違いはこちらをご参考に


道具
・型(玉子豆腐器:12×7.5cm)
・ボウル
・ザル
・ゴムベラ
・鍋
水ようかんの作り方
1. 寒天を水で戻す(6時間前)
糸寒天または棒寒天をハサミでカットし、1.6gを計量します。糸寒天は束をほぐしてから入れるのがコツです。
ボウルに寒天と水(分量外)を入れ、6時間ほど浸水させます


寒天は6時間以上浸水させても大丈夫です。
ただし、1日以上は浸水させないようにします。そして夏は冷蔵庫に入れておきましょう


寒天の使い方はこちらもご参考に


2. 寒天を煮溶かし、砂糖を加える
寒天を流水で洗います。
鍋に寒天と分量の水(200g)を入れ、火にかけます(中火~強火)。沸騰したら2~3分そのまま火にかけ、寒天を完全に煮溶かします


沸騰後、寒天は吹きこぼれやすいので要注意です!吹きこぼれそうになったら、火を弱めてくだし。でも、火を弱めすぎると寒天が溶けないので、火加減は中火がおすすめ




寒天が溶けたら、砂糖を加えます。砂糖が溶けたら、火を止めてください


寒天は砂糖を入れると、それ以上溶けなくなります。寒天が完全に溶けてから砂糖を入れるのがコツです


3. こしあんと混ぜ合わせる
こしあんをボウルに入れ、寒天液をザルで漉し入れます。全体をへラで混ぜながら、こしあんを溶かしていきます


ザルで漉すのがポイント。寒天の溶け残りがあっても、ザルでキャッチできます




4. もう一度、火にかける
鍋に戻し入れます。火加減は中火で、沸騰したら火を止めます


5. ボウルで冷やす(→分離を防ぐ)
水ようかんをボウルに入れます
大きめのボウルに冷水を張り、その中にボウルを浮かべ、混ぜながら冷やします。もくもく湯気が見えなくなるまで冷やしてください(40℃程度)


冷やさずに型に流すと、固まる間に水とあんが分離します。必ず冷やしてから型に流し入れてください


6. 型に流し入れ、冷やし固める
玉子豆腐器に入れ、冷蔵庫で最低3時間冷します
寒天は常温でも固まりますが、冷蔵庫で冷やし固めるとさらに美味しくなりますよ


固まったら、型から出し、適当なサイズにカットして完成です


賞味期限は3日程度。要冷蔵です