水ようかんのアレンジレシピのご紹介です。白あんで抹茶の水ようかんを作ります。
調理時間:30分
抹茶水ようかんの材料
玉子豆腐器12cm×7.5cm1缶分
・白あん:250g
・上白糖:50g
・糸寒天:2g(水の0.8%)
・水 :250g
・抹茶 :2g
※あんと水が同量になります
抹茶は製菓用ではなく、飲用の抹茶がおすすめ 抹茶のお菓子を作る際によく使われるのが、製菓用の抹茶パウダー。しかし和菓子にはぜひ飲用の、いわゆる抹茶を点てるための抹茶をご使用ください。理由は和菓子は抹茶の味がストレートに出るから。洋菓子のように高温で焼くことはほぼなく、抹茶とあんを混ぜたり、抹茶を入れてからは加熱しないことも多いです。 おすすめは一保堂さんの薄茶用の抹茶「初昔」「若き白」など。一保堂さんの中ではお手頃価格の2品。とても美味しいです。 抹茶水ようかんの作り方 1. 下準備 抹茶を茶漉しでふるい、熱湯を加えて(8g 程度)溶かします。 抹茶の使い方、ポイント 抹茶は必ず茶漉しでふるってからお使いください。静電気でダマが出来やすくなります。さらに湯を加えて、抹茶を溶かしから使います。 特に水ようかんやアイスクリームなどの液体状のものに抹茶を加える場合は、抹茶を湯で溶かしてから加えます。これもダマ防止のためです。 2. 糸寒天を水で戻す(6時間前) 事前に浸水させ、糸寒天を戻しておきます 3. 糸寒天を煮溶かす 鍋に、糸寒天と水を入れ、火にかけます(中火~強火)。沸騰するまではヘラ等で寒天を触らないようにしてください 沸騰後、2~3分ほど火にかけ、寒天を完全に溶かします 4. 砂糖を入れ、火を止める 寒天が溶けたら、砂糖を入れます。砂糖が溶けたら火を止めます (必ず、寒天が溶けてから砂糖を加えます。砂糖が入ると、それ以降、寒天は溶けなくなります) 5. 白あんに寒天液を入れる ボウルに白あんを入れ、裏漉した寒天液を加え、よく混ぜます 6. 煮詰める 鍋に戻し入れ、軽くとろみがつくまで、煮詰めます 火を止めたら、抹茶を加えて、混ぜ合わせます(抹茶は火を止めてから加えてください) 7. ボウルで冷やす 水ようかんをボウルに流し入れます。大きめのボウルを別に用意し、冷水を張ります。その冷水の中に水ようかんのボウルを入れ、冷します。 ヘラで全体をよく混ぜながら、40℃程度まで冷やします。 水ようかん作りのポイントー分離を防ぐには? 水ようかんを固めて出来上がると、「えー、水とあんが分離している!」なんて経験ありませんか? じつは比重の関係で起きること。水ようかんの中の「水」と「あん」の重さを比べると、あんの方が重いので、沈んでしまうのです。 これを防ぐためは、型に流す前に、ボウルの中である程度の温度まで冷やしてから、型に流し入れます。冷やす温度は40度前後。あまり冷やし過ぎるとボウルの中で固まってしまうので、ご注意ください。 8. 型に入れ、固める 型に流し入れます。寒天は常温でも固まりますが、おいしく食べるには冷蔵庫で3時間程冷やし固めてからお召し上がりください 糸寒天の使い方のポイント 定番の水ようかんのレシピもあります
【材料の基本】寒天の基本の使い方
【材料の基本】覚えておきたい!寒天の基礎知識
糸寒天で作る「水ようかん」の作り方
書いてあるポイントを抑えて作ったら、とても美味しい抹茶の水羊羹ができました!
家族にも喜んでもらえました。
また和菓子を作るときはあんこラボさんのレシピを使おうと思います。
コメントありがとうございます。喜んでいただけて良かったです。ぜひ、他の和菓子も作ってみてください。