梅雨が明けると、いよいよ夏本番。ちょうど暦の上では大暑を迎えます。
しばらくは高温と強い日差しが続きますね。
暑いとなかなか食欲も出ない~という時は、和菓子を食べて涼みましょう!
暑い頃におすすめの和菓子は抹茶の水ようかん。ほろ苦甘さにすっきり喉ごしの水羊羹はとっても美味しいですよ。
ぜひお試しください
抹茶水ようかんの材料と道具
材料:2人分
・糸寒天または棒寒天:1g
・水:120g
・白あん:100g
・砂糖:25g
・抹茶:1g
・湯:8g程度

道具:
・ボウル
・ザル
・ゴムベラ
・鍋
・玉子豆腐器(12×7.5cm)
抹茶水ようかんの作り方
1. 寒天を水で戻す
糸寒天(または棒寒天)を1g計量し、ボウルに入れ、たっぷりの水を注ぎ入れます。6時間以上置き、寒天を戻します
※夏は冷蔵庫に入れてください

寒天の使い方については、こちらもご参考に

2. 抹茶を用意する
抹茶を茶漉しでふるい、熱湯を加え(8g 程度)、ホイッパーで混ぜます



抹茶の使い方ポイント①・②
抹茶は茶漉しでふるってから使い、湯で溶いてペースト状にすると、ダマになりにくいです
3. 糸寒天を煮溶かす
糸寒天を洗い、鍋に入れ、水120gも入れます

火にかけます(中火~強火)。沸騰するまではヘラ等で寒天を触らないようにしてください
沸騰後、2分ほど火にかけ、寒天を完全に溶かします


4. 砂糖を入れ、火を止める
寒天が溶けたら、砂糖を入れます。砂糖が溶けたら火を止めてください
(必ず、寒天が溶けてから砂糖を加えます。砂糖が入ると、それ以降、寒天は溶けなくなります)

5. 白あんに寒天液を入れる
ボウルに白あんを入れ、溶かした寒天を漉し入れ、よく混ぜます


6. 抹茶と混ぜる
鍋に戻し入れ、火にかけ、沸騰したら火を止めます

抹茶のボウルに少量の水ようかん液を加え、混ぜ、抹茶となじませます



抹茶の使い方ポイントその③
抹茶に少量の水ようかんを加え、なじませておくと、抹茶がきれいに混ざります
鍋に残した水ようかん液に、抹茶を入れ、しっかりと混ぜ合わせます(火は止めています)



抹茶の使い方ポイントその④
抹茶を加えたら、加熱しません。加熱によって色が退色し、香りが飛んでしまいます
7. ボウルに入れ、冷やす
水ようかんをボウルに流し入れます。混ぜながら温度を下げます(40℃程度まで)


水ようかんを固めると「水とあんが分離している!」という経験ありませんか?
比重の関係で起きる「分離」。水に比べ、あんが重いので、下に沈んでしまいます。
分離を防ぐには、型に流す前に水ようかんをボウルの中で冷やします。温度は40度前後。冷やし過ぎるとボウルの中で固まってしまうので、ご注意ください。
8. 型に入れ、固める
型に流し入れます。冷蔵庫に2時間以上入れ、冷やし固めてください

固まったら、型から出し、カットして完成です
※型から出す際は、ようかんと型の間にすき間を開け、水を入れ、ひっくり返すと水ようかんが出てきます

書いてあるポイントを抑えて作ったら、とても美味しい抹茶の水羊羹ができました!
家族にも喜んでもらえました。
また和菓子を作るときはあんこラボさんのレシピを使おうと思います。
コメントありがとうございます。喜んでいただけて良かったです。ぜひ、他の和菓子も作ってみてください。