生栗を買って栗の甘露煮を作ってみませんか?栗のゆで時間はおよそ30-40分です。栗は固そうに見えて、もろく壊れやすいので、弱火でコトコト煮ることがポイントです。圧力鍋は必要ありません。栗の甘露煮があれば、栗蒸し羊羹や栗まんじゅうに、栗どら焼きなど、秋の和菓子作りが一層楽しくなりますよ。
栗の和菓子秋の和菓子
栗甘露煮の材料と作り方
栗甘露煮の材料
・栗:20粒(お好みの個数で)
・砂糖:むいた栗の量の30%
・みりん:大さじ1
・くちなしの実:1つ
※くちなしの実を使わなくても出来ますが、仕上がりの色の違いは歴然。美しい黄色に仕上げるには、くちなしの実をお使いください。
栗甘露煮の作り方
1. 栗をふやかし、皮をむく
栗を洗い、ボウルに入れ、熱湯を注ぎ1時間程置きます。湯に浸すことで、いくぶん皮が柔らかくなり、むきやすくなります。
皮のむき方は、鬼皮→渋皮の順番です。包丁やペティナイフを下から上に動かし、皮をむきます。手を切らないようにご注意ください。
2. 栗と砂糖を計量する
栗の皮を剥き終わったら、栗の量を計ります。そして砂糖を栗の30%量で計量しておきます
3. 水に浸ける
ボウルに、栗と水、そしてくちなしの実を半分に割ったものを入れます。浸け時間は15分ほどです。
※くちなしの実は、半分に切って使います(割らないことには黄色が出ません)。さらし布や茶漉し袋などでくるむと、実がバラバラになりません。
4. 栗をゆでる
鍋に、栗とくちなしの実を入れ、栗がかぶる量の水を入れ火にかけます。火加減は、沸騰までは中火で。沸騰したら弱火にします。コトコトとゆでていきます。
5. 調味料を加える(沸騰してから約15分)
栗を竹串で刺し、少し固さが残る程度まで柔らかくなったら、砂糖とみりんを加えます。栗が完全に柔らかくなったら、完成です。
保存方法
1週間以内に食べる場合は、保存瓶に入れて冷蔵庫で保存します。
長期保存の場合は、冷凍保存をおすすめします。冷凍の場合は、ジップロックなどの保存袋に栗と蜜を入れ、封をして冷凍庫で保存します。
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