大豆の中でも甘くて美味しい、青大豆。
以前に、京都のとらや菓寮さんで食べた「青大豆の豆乳羹」の美味しさが忘れられず、その美味しさを思い出しながら、豆乳とおから作りに挑戦しました
青大豆の豆乳は甘くて、まろやかで美味しいですねー。豆乳があまり得意でない方もきっと美味しいと言っていただけるはず
作る工程はやや大変ですが、ぜひお試しください!
青大豆の豆乳とおから作りの材料と道具
材料:
・青大豆:120g
・水 :300~350cc

おすすめの青大豆は、越後みどりです。甘くて美味しいですよ!
道具:
・ボウル
・ミキサー
・鍋(大きめサイズの鍋)
・手ぬぐい
青大豆の豆乳とおからの作り方
1. 青大豆を水に漬ける(半日前)
青大豆を洗います。
ボウルに青大豆を入れ、水を加え(分量外/豆が充分に漬かる量を入れます)、半日ほど置きます

2. 青大豆をミキサーで粉砕する
ミキサーに大豆と水(水は少量、残しておきます)を入れ、ミキサーにかけます。音が滑らかになるまで、ミキサーを回してください。滑らかになったら鍋に入れます

大豆はしっかりと粉砕したいので、ミキサーが滑らかに回るまで、粉砕してください


ミキサーの底に残った分も取り出すため、残りの水をミキサーに入れ、もう一度ミキサーを回します。鍋に移し入れます

3. 加熱する
鍋に青大豆を粉砕したものを入れ、中火にかけます
沸騰させ、やや火を弱め、大豆の匂いが美味しい香りに変わったら(→豆腐のような匂いがします)、火を止めます

火にかけ始めは青臭いのですが、沸騰後は美味しい匂いになります
匂いで加熱されたかどうかを判断します


ボウルに入れます

4. 加熱する
ボウルの中の大豆の汁が冷めたら、ボウルを2つ用意します。
1つのボウルに手ぬぐいを用意し、そこへ大豆の汁を数回に分けて入れ、絞ります

絞るのに力が必要ですが、頑張ってできるだけ絞りだしてください!


手ぬぐいの中に残ったものがおから、ボウルに絞り出したものが豆乳になります


出来たおからは、おからドーナツや卯の花などに、豆乳は豆乳羹がおすすめです。

[ご参考] おからドーナツの作り方(3個分)
<材料>
・バター:8g
・砂糖:25g
・全卵:20g
・ベーキングパウダー:2g
・おから(から炒りしたもの):25g
・薄力粉:50g
・揚げ油
<作り方>
①おからをから炒りする
おからをフライパンに入れ、焦がさないようにから炒りし、パラパラな状態になるよう水分を飛ばします(もしくは電子レンジで加熱してもOKです)

②ドーナツ生地を作る
バターをボウルに入れ、電子レンジで3~4秒温め、柔らかくします。続いて砂糖を加え、バターと砂糖をすり混ぜます。
ボウルに全卵を少しずつ加え、分離しないよう、都度すり混ぜます。薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、さらにおからも加えます。さっくりと混ぜたら、生地の完成です

③生地を休ませる(15~30分)
④ドーナツの形を作る
生地に手粉(薄力粉または強力粉)をまぶします。生地を3等分し、丸めます。平らに広げ、指で穴をあけ、広げながら、ドーナツの形を作ります(穴は大き目に開けておきます)

④揚げる(150~160℃)
油を揚げ鍋に入れ、150~160℃程度に温めます。ドーナツを入れ、動かしながら、こんがりときつね色になるまで、揚げます

揚げたても美味しい、冷めてからも美味しいですよ|
おからドーナツ、ぜひお試しください!
