おやつにおすすめ、手作りのかりんとうです。甘さ控えめで、卵不使用のレシピ。歯ごたえはカリっとして、食べごたえがあります。とても美味しいですよ。
材料は、ほぼご自宅にあるもので作ることができます。ぜひお試しください。
かりんとうの材料と道具
材料:
<生地>
・薄力粉:50g
・砂糖 :10g
・重曹 :1g
・水 :22~23g
<黒蜜>
・黒糖:25g
・水 :10g
<その他>
・サラダ油
・打ち粉用の薄力粉
道具
・ボウル
・ヘラ
・揚げ鍋またはフライパン
・鍋またはフライパン(蜜をからめる際に使います)
・バット
・キッチンペーパー
・クッキングシート
◎かりんとうの歴史
かりんとうの起源は、奈良時代に遣唐使によってもたらされた唐菓子(からくだものと読みます)。唐菓子の一つは、今も京都の和菓子屋さんで作られています。それが亀屋清永さんの「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」や「ぶと」です。
実際にかりんとうはいつ頃から食べられていたのでしょうか。じつは詳細は分かっていません。本によると、おそらく江戸中期頃には食べていたとか。その時、かりんとうと呼ばれていたかどうかは不明。ちなみに「かりんとう」の名前が出てくるのは江戸後期。
現在のかりんとうの形が出来たのは、明治になってから。明治8年の浅草・飯田屋さんが棒状のものに黒糖をつけて売り出したのが始まりだそうです。
かりんとうの作り方
動画レシピ
1. 生地を作る
ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖を加えます。
重曹に水を少々(22gで計量した水の中から使う)加えて、重曹を溶かし、ボウルに加えます。
ボウルに残りの水を加え、ヘラで全体を混ぜ合わせます
2. 生地をこねる
続いて生地をこねます。ボウルの中で生地の表面がやや滑らかになるまで、こねてください
3. 生地をのばす
麺台やシリコンマットを用意します。打ち粉の薄力粉を振り入れ、打ち粉の上に生地をのせます
麺棒を使い、生地を四角形に伸ばします。厚さは2~3mmにしてください。
※厚みがあると、油の揚げ時間がやや長くなってしまいます。
生地を横半分にカットし、スケッパーなどを使い、端から5mm幅でカットします。
生地どうしがくっつきそうな場合は、上から打ち粉をふりかけてください
4. 油で揚げる(160~170℃)
鍋にサラダ油を入れ、160~170℃程度に温めます。
油が温まったら、かりんとうを投入します。
かりんとうから気泡が出ますが、しばらくすると静かになり、気泡が出なくなります(かりんとうを入れてから約5分ほどかかります)
気泡がおさまったら、かりんとうを取り出します。
※中の水分と油の入れ替えをすることで、カリっと揚がります
かりんとうをキッチンペーパーに並べ、油を切ります
5. 蜜を作る
フライパンに黒糖と水を入れ、火にかけ、黒糖を溶かします。
とろみがついたら、かりんとうを投入し、蜜をまんべんなく絡めてください。
蜜がからまり、水っぽさが無くなったら、火を止めます。
6. 冷ます
バットにクッキングシートを敷き、かりんとうをのせて、粗熱を取ります。
粗熱が取れたら、完成です。
かりんとうが湿気ないように、タッパーなどに入れて保管してください。
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