栗の甘露煮を丸ごと1つ入れた栗まんじゅうを作ります。
生地には、隠し味として少々のバターと蜂蜜を入れています。しっとり食感を出すには、この2つを入れるのがおすすめ。そしてもう一つのポイントが膨張剤にイスパタを使うこと。重曹を使うレシピも多いのですが、イスパタの方が生地がキメ細かくなるのでおすすめです。
焼きたてはサクサクのクッキーのような食感。半日経つと、びっくりなほどしっとりしますよ。どちらも美味しいですが、どちらも味わえるのは、作った人の特権ですね。
栗まんじゅうの材料と道具
材料:
<生地>
・バター:4g
・上白糖:14g
・全卵 :16g
・はちみつ:2g
・イスパタ:0.3g
・薄力粉:40g
※イスパタは膨張剤です。ベーキングパウダーで代用出来ます
<中あん>
・栗の甘露煮:4個
・白あん:60g(15g×4個)
<手粉>
・薄力粉:適量
<ツヤだし>
・卵黄:1個分
・みりん:1g
道具
・ボウル
・ヘラ
・粉ふるい
・オーブン
栗まんじゅうの作り方
生地を作る
①バターと砂糖を混ぜる
バターを常温に置き、柔らかくしておきます。ボウルにバターを入れ、ゴムベラでクリーム状にします。
砂糖を3回に分けて加え、加える度にすり混ぜてください

②卵を加え、混ぜる
全卵を溶きほぐし、少しずつ加え、都度よく混ぜます
※卵が入ると分離しやすいので、分離しないようによく混ぜてください




③はちみつとイスパタを加える
はちみつを加え、イスパタは微量の水で溶き、加えて混ぜます
④薄力粉を加える
薄力粉をふるい入れ、さっくりと切るように混ぜます。混ぜすぎると粘りが出るので、粉が見えなくなる程度で手を止めます



生地を休ませる(30分)
ボウルにラップをかけ、生地を休ませます
あんを包む
①栗の甘露煮を白あんで包む
栗の甘露煮を4個用意し、白あんで包みます
※栗の甘露煮はシロップをふき取ってから、白あんで包んでください

②生地に手粉をまぶす
バットに手粉用の薄力粉を置きます。手粉の上に生地をのせ、粉を全体にまぶし、軽くこね、4つに分割します
③あんを包む
あんを4つ分、生地で包みます

卵黄を塗る
①ツヤだし卵黄を作る
卵黄を茶漉しで漉し、みりんを加え、混ぜます
②まんじゅうに塗る
まんじゅうの頭頂部を軽く押さえ、平らにし、刷毛で卵黄を塗ります
※多少、卵黄が垂れても気にせずに。たっぷり塗ると、美味しそうな濃い焼き色がつきますよ

オーブンで焼く(170~180℃/13分)
①オーブンを予熱する(170~180℃)
※ガスオーブンを使用しているため、温度を170℃に設定していますが、ご自宅のオーブンに合わせて温度を調節してください
②オーブンで焼く(170~180℃/13~14分)
天板にクッキングシートを置き、まんじゅうをのせて、オーブンの中に入れます

焼き上がったら、網の上で冷まして、完成です
焼きたてよりも翌日の方がしっとりとして美味しくなります!

そのほか、栗のレシピは下記もご参考に
