さつまいもの甘さを活かした、砂糖少なめのさつまいも餡レシピをご紹介します。
おいしく作るコツは、さつまいも選びとさつまいもの加熱方法にあります。
素朴な甘さが美味しさのさつまいもあん、ぜひお試しください。
目次
さつまいも餡の材料と道具
さつまいも餡の材料
・さつまいも1本
・砂糖:さつまいも(裏漉し後)の量の20~30%
※砂糖20%は甘さ控えめ、30%は甘さしっかりめになります
さつまいもあんの仕上がりは品種で変わります。
ほっくりとした食感がお好みなら「金時系」や「紅あづま」をお使いください。
しっとり滑らかな食感がお好みなら「シルクスイート」を、より濃厚な甘さの餡がお好みなら「安納芋」をお使いください。
<さつまいもの種類について>
世界にさつまいもは3000~4000品種あり、日本では数十種類が栽培されています。日本のさつまいもは大きく分けて3種類あります。(あくまでもざっくり)
◎ホクホク系:紅あずま、鳴門金時、五郎島金時、坂出金時、紅さつま 等
◎ねっとり系:安納芋
◎しっとり系:シルクスイート、べにはるか、べにまさり 等
さつまいも餡の道具
・蒸し器
・裏漉し器(20~30メッシュ)
・木べら
・鍋
・ボウル
さつまいも餡の作り方
1. さつまいもを蒸す(40分~1時間)
蒸し器を沸騰させます
さつまいもを洗い、皮つきのまま(大きい場合は半分にカットして)、沸騰した蒸し器に入れます


弱火で約40分(~1時間)蒸します


40分経ったら蓋をあけます。
さつまいもに金串などを刺し、柔らかさを確認します。串をさして、すっと入ればOKです。やや固い場合は10~15分プラス蒸してください。


火を止め、蓋をして15分ほどそのまま置きます。
さつまいもの蒸し方は、こちらをご参考に


2. さつまいもを裏漉す
さつまいもの皮をなるべく厚めにむき、適当なサイズにカットします(大きいままでは裏漉しにくいので、少し小さ目にカットします




裏漉し器にさつまいもをのせ、木べらで漉します






3. さつまいもに砂糖を加え、混ぜる
裏漉したさつまいもの量を計ります。さつまいもの20%または30%量の砂糖を用意します


さつまいもに砂糖を加え、しっかりと混ぜ合わせます


4. 火取る(火にかけ、水分を飛ばす)
鍋にさつまいもを入れ、弱火にかけます


途中で少々水を加え、焦げないように混ぜてください。ぽってりとした状態になったら、火を止めます


バットにあけ冷まして完成です
動画レシピを見る
どらやきに入れてみたり、さつまいも和菓子などにぜひご活用ください。


さつまいもを使った和菓子レシピもご参考に


こんにちは。手土産に持って行きたく…日持ちのする芋餡を作りたいのてすが…
添加物?を入れてもいいのですがアドバイスございましたらよろしくお願いします。
初めまして。コメントありがとうございます。日持ちさせることを想定しておらず、添加物を入れるレシピを作っておりません。何ともアドバイス申し上げることができまず、申し訳ありません。
さつまいも餡を作りたいんですが、さつまいものペーストに白餡を混ぜても大丈夫でしょうか?
はい、おそらく大丈夫だと思います。ただ、さつまいもペーストがどんなペーストなのかわからないので、混ぜて食べてみて美味しければ大丈夫ですよ。
海外在住です。こちらのさつまいもは水分が多く、レシピ通りに蒸し、水分を飛ばしてみたのですが、ベチャベチャ感が残ります。片栗粉、小麦粉、こちらでは比較的入手しやすい栗の粉など、何かを加えないとかな、と考えています。もっともっと煮詰めないといけないのでしょうか。何かアドバイスがあればお願いします。
ご質問、ありがとうございます。海外と日本ではさつまいもの性質がかなり異なりますので、同じレシピでは難しいと思われます。
そこで、蒸すよりもオーブンでローストしてみるのはいかがでしょうか。だいぶ水分が飛ぶと思います。ぜひお試しください。
ありがとうございます!早速試してみたいと思います。