つぶあんを作ってみたけれど、何か固い…という経験はありませんか?教室でも時折ご相談をいただきます。なぜ、あんが固いのか?
理由はいくつかありますが、一番多いのは、豆が固いこと。小豆のゆで時間が足りないのです。
小豆を柔らかく炊き上げれば、あんも柔らかくなりますよ。
では、柔らかく炊き上げるためにはどうすればよいのか?
方法は2つあります
1. 小豆を必ず食べて、柔らかさを確認する
2. 重曹を使う
それぞれご説明していきます
小豆を柔らかく炊くには?
1. 小豆を食べて、柔らかさを確認する
小豆のゆで上がりを確認する際、指でつぶして確認していませんか?
じつは指でつぶすだけでは、柔らかさをきちんと確認することが出来ないのです。
指でつぶして柔らかいな、と思っても、実際に食べるとまだ固いことはよくあります。食べた時に、皮が口の中に残る状態では、まだ固いのです。
実際に食べてみて、皮も豆の中も充分に柔らかくなっていることを確認してから、火を止めてください。
ゆで時間は重曹を使うと、30分程です(吸水時間は別)。小豆はでんぷん質なので、煮上がる時間も比較的早いのです。
なお、大納言小豆は30分ではゆであがりません。プラス15分~20分程ゆでてください。
2. 重曹を使う
小豆はそもそも皮が固いので、なかなか柔らかくゆで上がりません。皮が柔らかくなるのを待っていると、豆の中身がゆで汁に出てしまうこともあります。
そこでオススメしたいのが、重曹を使うこと。
重曹は豆の皮を柔らかくする作用があります。
ほんの少し(豆100gに対して1g弱)入れるだけで、小豆の皮は驚くほど柔らかくなります。
皮がなかなか柔らかくならなくて…とお悩みの方は、ぜひ一度重曹を使ってみてください。
重曹は入れ過ぎるとニオイが残りますので、計量して入れてください。
重曹はスーパーで購入できますので、常備しておくと便利ですよ。
ぜひお試しください。
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