秋から冬はかぼちゃが美味しい季節。スイートなかぼちゃを和菓子でも味わいたいですね
でも意外にかぼちゃの和菓子は少ないもの。ならばお家で作りましょう!
かぼちゃを蒸して、裏漉し、砂糖を入れて、水分を飛ばして出来上がり。ぜひお試しください
かぼちゃ餡の材料と道具
材料:出来上がり80g程度
・かぼちゃ:皮付きで約100~110g
・砂糖:漉したかぼちゃの20%量
・水 :適量
道具
・蒸し器
・ボウル
・裏ごし器(20~30メッシュ)
・ヘラ
・ラップ
・鍋
おすすめの裏漉し器(20~30メッシュ)
かぼちゃ餡の作り方
1. かぼちゃをカット
かぼちゃを洗い、ワタを取り、長さ10cm程度にカットします(おおよそ100~110gになります)
かぼちゃは固いので、カットする際は手を切らないようにご注意ください。皮はむかずにつけたままでOKです
かぼちゃをカットしたら、ラップにくるみます。
2. かぼちゃを蒸す(10~20分)
蒸し器を沸騰させます
蒸し器にかぼちゃを入れ、中火で10~20分蒸します。タイマーは最初に10分でセットし、10分後に金串や楊枝をさして、柔らかさを確認します(スーッと刺さればOK)。固ければプラス5~10分蒸してください
かぼちゃは、季節や産地で水分量が異なるので、最初から20分タイマーで蒸すと、蒸し過ぎてしまうことも。最初は10分、固ければ5~10分追加で蒸すのがおすすめです
3. 皮を剥き、裏漉す
かぼちゃの皮を包丁取り除きます。
続いて、裏漉します
裏漉し器をバットや皿の上にのせ、かぼちゃをのせて、木べらで漉します
かぼちゃは柔らかいので漉しやすいですよ
4. かぼちゃと砂糖を計量
漉したかぼちゃをボウルに入れ、量を計ります。続いて砂糖をかぼちゃの20%量で用意します
砂糖は上白糖がおすすめですが、グラニュー糖でももちろんOKです
5. かぼちゃ餡を火取る(水分を飛ばす)
鍋にかぼちゃ、砂糖、水(少々)を入れ、弱火にかけます
ゴムベラで混ぜながら、ぽってりとした状態になるまで、火を入れてください
火加減が強いと焦げやすいのでご注意ください
あんがぽってりとしたら、火を止めます
ぽってりとは、あんを指で触っても指につかない程度の固さです。
バットに小分けにして、置き、冷ましたら完成です
・かぼちゃは季節によって品種が異なり、ほっくり系からねっとり系、水分多め系などがあります。おすすめは北海道の栗かぼちゃや、輸入のニュージーランドやメキシコ産のほっくり系です。日本に昔からある水分多め系は、あまり餡には向きません
・かぼちゃあんの賞味期限は冷蔵で3日以内です。冷凍も可能です
・かぼちゃの和菓子のレシピはこちらをご参考に(私のイチオシはかぼちゃ汁粉。寒い冬におすすめ!)
かぼちゃ汁粉の作り方 かぼちゃアイスクリームの作り方 パイ饅頭の作り方