薯蕷まんじゅうの作り方には、関西式と関東式の2種類があります。今回ご紹介するのは、関東式。しっとりと蒸し上がります。
調理時間:40分
薯蕷まんじゅうの材料
4個分
- 生地
- 大和芋(すりおろし):15g
- 上白糖:30g
- 薯蕷粉:18g(芋+上白糖の40%)
- 中あん
- こしあん:80g(20g×4個)
- 手粉
- 薯蕷粉:適量
芋について
薯蕷まんじゅうは、「大和芋」または「山の芋」や「つくね芋」をお使いください。
これらの芋はヤマノイモ科の芋。色は真白で、粘りの強さが特徴。食べ方はとろろなど。大和芋は関東を中心に、つくね芋は関西が中心となります。
なお、ヤマノイモの仲間には長芋や山芋、自然薯などが含まれます。長芋などは水分が多く、薯蕷まんじゅうには向きません。大和芋やつくねいもをお使いください。
レシピ動画
薯蕷まんじゅうの作り方
1. 芋をすり下ろす
芋の皮をスプーンなどでこそげ取り、すり鉢またはおろし金を使いすりおろします。

2. 上白糖と薯蕷粉を芋に加える
ボウルにすりおろした芋を15g入れます
上白糖と薯蕷粉を合わせたものを、3回に分けて加えます。加える度に都度もみ混ぜます。
※1回目を入れ混ぜた後、粉が見えなくなってから、次の粉を入れてください

3. 生地を分割する
バットに手粉の薯蕷粉を敷いておきます。その上に生地をのせ、4等分し、丸めておきます
※ここで音を確認します。生地を分けた際に「スポッ」と音がしたらOKです
4. あんを包む
手のひらに生地をのせ、あんを包みます


5. 蒸す(強火/8~10分)
沸騰した蒸し器に入れ、強火で蒸します。蒸し時間は8~10分です。
関西式と関東式の違いは?
2つの違いは、砂糖と薯蕷粉の加える順番です。
関西式は、芋に砂糖を加えてすり混ぜてから、薯蕷粉を加えます。関東式は、砂糖と薯蕷粉を合わせたものを芋に加えます。
出来上がりは異なります。関西式はふんわり、関東式はしっとりします
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