どら焼きと聞くと「うさぎや派?亀十派?いやいや草月派?」なんて会話が30分は続きます。どら焼きは話しがつきません。
東京はどら焼き天国。東京三大どら焼きをはじめ、人形町の清寿軒、池袋のすずめや、うさぎやも上野、日本橋、阿佐ヶ谷、トラ柄の虎家喜、そばどら焼きなどなど、挙げるときりがありませんね
どら焼きレシピはいろいろありますが、ご紹介するのは基本の三同割。
あれこれ手を加えるよりも、作り方も材料もシンプルな方が美味しいです。Simple is best
どら焼きの材料と道具
材料:4個分
<生地>
・全卵:50g
・砂糖:50g
・薄力粉:50g
・重曹:0.7g
・みりん:3g
・水:12g
<中あん>
・つぶあん:120g(30g×4個)
<その他>
・サラダ油:適量
道具
・ボウル
・ホイッパー
・粉ふるい
・さじやレードル(大さじスプーンなどでも代用可)
・ヘラ
・ホットプレートまたはフライパン
どらやき作りにあると便利な道具4つ
どら焼きの作り方
1. 生地を作る
ボウルに全卵を入れ、ホイッパーでコシを切るように、ほぐします
砂糖を加え、ホイッパーを左右に動かしながら、混ぜます。ややとろっとした状態になればOKです(2~3分立て程度)
重曹に微量の水を加え、溶かし、ボウルに入れます
薄力粉をふるい入れ、ホイッパーで混ぜ合わせます。生地が滑らかになるまで混ぜておきます
2. 生地を休ませる(30分)
ボウルにラップをして、30分ほど休ませます。夏場は冷蔵庫に入れておいてください
3. 水とみりんを加える
30分後、水とみりんを加え、ホイッパーで混ぜ合わせます
4. 生地を焼く
フライパンまたはホットプレート(160~200℃)を十分に熱します。
サラダ油を塗り、もう一度よく温めます。油が温まったら、さじで生地をすくい、フライパンの一点に落とします
どら焼きはやや小さめに焼くのがおすすめ。小さい方がヘラで返しやすいので、きれいに焼き上がります
表面に気泡が現れたら、ヘラで返します。
返し方のコツは、躊躇しないこと。ヘラを生地の中心部まで差し込み、勢いよく返します
なお、気泡が貫通する前に返してください。返すタイミングが遅れると、表面に穴が開きます
裏面を焼きます。裏面が焼けたら、トレイにのせ、粗熱を取ります
どら焼きの皮をきれいに焼くコツは?
どら焼きを丸くこんがりきつね色に焼くコツどら焼きにあんを入れ、2枚で挟みます。あんを入れたら、皮の端を軽く押さえ、閉じます
完成です
どら焼きの作り方(動画)
どら焼きの保存方法・賞味期限
どらやきの賞味期限は3日、常温保存です
翌日の方が皮もしっとりして美味しくなりますよ
いろいろどらやきレシピ
米粉(上新粉)ともち粉を使ったもちどらレシピ
もちもちどらやきの作り方 抹茶あんどら焼きの作り方
動画見ました。ちょっと聞きたいです。どら焼きの皮が綺麗に出来ないで悩んでいます。焼きムラが出来てしまいます。火加減かと思い火を調節したりやってみましたがムラができて綺麗な皮が出来ません。原因はなにか分からないので、もし、知っていたら教えて欲しいです。宜しくお願いします
動画ご覧いただき、ありがとうございます。焼きムラは、表面に斑点が出るムラでしょうか?焼き色が薄い?濃い?のムラでしょうか。
斑点が出る場合は、ぬった油の油滴が残っているのが原因なので、しっかりとふきとってみてください
焼き色のムラは、火加減が強いか弱いか(温度が高いか低いか)、あるいはフライパンかホットプレートに原因があるかもしれませんね。
もしもう一度やってみて、ムラが治らない場合は、お手数ですが和菓子教室のメールアドレスにご連絡くださいませ。
よろしくお願い致します。