カステラ?饅頭?どっち?と迷わせる名前ですが。名前の由来は、カステラと同じような材料で作るまんじゅうだからとか。
中のあんは、小豆あんよりも、白あんが断然オススメです!カステラ饅頭は白あんのためにあるような和菓子、と言っても過言ではないかも。
白あん好きな方にはおすすめしたい一品。お試しください。
カステラ饅頭の材料と道具
材料:4個分
<生地>
・全卵 :16g
・上白糖:20g
・はちみつ:1~2g(水あめで代用可)
・重曹 :0.3g
・薄力粉:40g
・手粉用の薄力粉:適量
<中あん>
・白あん:100g(25g×4個)
白あんの作り方はコチラをご参考に
道具
・ボウル
・ゴムベラ
・粉ふるい
・オーブン
・クッキングシート
カステラ饅頭の作り方
ポイント1:生地の混ぜは、さっくりと!
薄力粉を入れ、生地を混ぜる時は、粘りがでないようにさっくりと混ぜます。ゴムベラを縦方向に動かすと、さっくりと混ぜることができます
ポイント2:生地が出来上がったら、30分休ませる
生地が出来上がったら、ラップをかけ、30分休ませてください。グルテンが落ち着き、包あんしやすくなります
1. 生地を作る
ボウルに全卵を入れ、溶きほぐします。続いて砂糖を加え、すり混ぜます。
卵のボウルにはちみつを入れ、軽く混ぜ合わせます
重曹は微量の水を加えて、溶かしておきます。ボウルに入れたら、軽く混ぜ合わせておきます
薄力粉をボウルにふるい入れ、さっくりと混ぜます。粉が表面から見えなくなるまで、混ぜておいてください
2. 生地を休ませる(30分)
ボウルにラップをかけ、生地を30分休ませます。室内が暑い場合は、冷蔵庫に入れておいてください
(オーブンを170℃で予熱しておきます)
3. あんを包む
白あんを4等分し、丸めておきます。
バットに手粉の薄力粉を置きます。手粉の上に生地をのせ、全体に粉をまぶします
生地を4等分にし、丸めておきます。
あんを生地で包みます
4. 焼く(170℃/13~14分)
クッキングシートにまんじゅうをのせます。生地が乾燥している場合は、霧吹きをかけてください。オーブンに入れ、13分焼きます
焼き上がったら、完成です。
カステラ饅頭のアレンジ方法
1. くるみをのせて、あずままんじゅう
くるみをのせて、ツヤだし卵黄を塗って焼くと、あずままんじゅうになります。名前の由来は不明です。
2. 焼印を押す
お気に入りの焼印を押すと、素朴なまんじゅうがしゃれたまんじゅうに変身。
焼印はガスの直火で2~3分温めてから、饅頭の表面に押し付けてください。
※カステラ饅頭は、焼き上がり後すぐに押印できます
おすすめの焼印はコチラ
焼印の使い方:使い方にもコツがある!焼き方・押し方を動画でご紹介
このレシピの分量は合っていますか?2回もトライしましたが、どうしても生地は20gの餡子に包みきれないです。その他、自家製の白あんのせいか、餡が直ぐ溶けてしまい、そして生地に包もうとすると全体が溶けてしまい、綺麗に包むことができず、諦めてしまいます。生地を冷やし、餡子もバートも冷やし、手粉も使いましたがダメでした。このレシピは何かここに書いていないコツが必要そうです。
ご質問いただき、ありがとうございます。分量の表記に間違いはありません。
原因は、文面から推測する限り、おそらく「手が温かい」故と考えられます。さらに白餡が溶けるということは、あんが柔らかいと思われます。
手の温かい方は、手の熱で生地が柔らかくなります。そして生地に触れる時間が長くなればなるほど、柔らかくなります。
また、高温多湿の時期は、乾燥時期よりも生地がだれやすくなります。
次回は下記の方法で作られることをお勧めいたします。
・部屋にクーラーをかけ、なるべく湿度の低い状態にする
・白あんをやや固め(手で触っても指につかない)にしておく
・生地を触る前に、手を水で冷やす
・生地を広げる際は、手の上ではなくバットの上で行う
・途中で手が温かくなってしまった場合は、あんを包むのもバットの上で行う
よろしくお願い申し上げます。