蒸し器の使い方(和せいろ)

せいろと言えば、中華せいろがおなじみですが、和食や和菓子には「和せいろ」がおすすめです。使い方は基本的に中華せいろと同じです。

和せいろは中華せいろに比べて高さがあり、茶碗蒸しや野菜の丸ごと蒸し、あるいはもち米もたくさん蒸すことができます。

和せいろの購入を迷われている方は、動画もありますのでぜひチェックしてみてください

和せいろの使い方

和せいろの構造

せいろは3部構成。湯を沸かす「鍋」、蒸すものを入れる「せいろ」、そして「蓋」です。

・鍋
せいろが安定して置けるように、鍋はせいろよりも少し大きいサイズになります。

・せいろ
せいろは高さがあり、通常は一段で使用します。中華せいろのように何段も重ねて使用することはありません(業務用を除く)。せいろの底にはすのこを置き、その上に蒸すものをのせます。すのこは着脱式なので、取り外して洗うことができます

・蓋
和せいろの蓋はずっしりとした重さが特徴。重い蓋をのせることで、蒸気が漏れにくく、かなりの蒸気パワーで蒸すことができます。

和せいろを初めて使う際には

せいろの蓋をあらかじめ1時間ほど水に入れ、水を吸わせておきます。乾燥した状態で蓋を使用すると、ひび割れることも。

また、長期間使用しなかった場合も、蓋を水に漬けてから使うといいそうです。

和せいろの使い方

1. 鍋に湯を沸かす

鍋に水を入れます。水の量は、鍋の7~8割ほどの高さまで。火にかけ、沸騰させます

2. せいろを置く

鍋にせいろを置き、すのこの上に蒸すものをのせます。

もち米を蒸す場合は、せいろの中に蒸し布や手ぬぐいを置き、米を入れます

3. 蒸す

蓋を置き、蒸します。せいろの蓋にはつゆ取り用の布をかける必要はありません。木が適度に水分を吸い、水滴が落ちることはありません。

蒸しあがったら蓋を取ります。蒸気は大変熱いので、蒸気で火傷しないようにご注意ください。

4. せいろのお手入れ

使い終わったら、湯で洗い流します。洗剤は基本的に使ってはいけないそうで、なるべく湯で汚れも洗い落しましょう。

洗った後は、完全に乾くまで、風通しのよいところに置きます。乾きが甘いと、カビが生えることもあるので、要注意です。

保管も、なるべく湿度のない涼しいところに置いておきます。

和せいろの使い方、動画でも見られます

 

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