沖縄の郷土料理、落花生のジーマミー豆腐を作ります
ジーマミーは沖縄の方言で落花生のこと。作り方は大豆の豆腐と似ていますが、にがりではなく葛粉(沖縄では芋くず)で固めます
おやつにも、おかずにもおススメです。ぜひお試しください。
ジーマミー豆腐の材料と道具
材料:ココット(100cc)1個分
・乾燥の生の落花生:40g
(生の落花生を使う場合は、60g程度を用意します)
・水:120g
・葛粉:15g
落花生の名前の由来
落花生はマメ科の植物ですが、豆の成る場所が他の豆と異なります。大豆や小豆などは地上のさやの中で、落花生は土の中。
花が咲き、そして地面に落ちた後、花の子房が土の中へと延び、豆が出来るのです。だから、落花生(落ちた花から生まれる)と呼ばれています。
ちなみに沖縄のジーマミーも、元は「地面の豆」が名前の由来。地面の豆⇒地豆(じまめ)⇒ジーマミーとなったそうです。
道具
・鍋
・ボウル
・ココットあるいは型
・茶漉し
ジーマミー豆腐の作り方
1. 落花生を浸水させる(3時間~半日程度)
落花生を洗い、ボウルに水(適量)と共に入れ、3時間~半日ほど置きます
※生の落花生を使う場合は、浸水の必要はありません
2. 薄皮をむく
落花生の薄皮を1粒ずつむきます
3. ミキサーにかける
ミキサーに、落花生と水(120g)を入れます。スイッチを入れ、液状になったら、ミキサーを止めます。
4. 布に入れ、絞る
さらしや手ぬぐいに、落花生の液を入れ、絞ります
(布の中に残ったものが、おからです)
5. 葛粉を加える
ボウルに葛粉を入れ、落花生の液を半量ほど加え、葛粉を溶かします
鍋に溶かした葛と、残りの落花生の液を入れます
6. 練る
中火にかけ、ヘラで練っていきます。途中で火を弱め、トータルで5分ほど練り続けてください。
7. ココットに入れ、粗熱を取る
ココットに流し入れ、粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れておきます
冷蔵庫に入れ2時間ほどしたら、完成です
お好みで、醤油、ワサビ醤油、あるいはみたらしのタレなどをかけてお召し上がりください。
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