よもぎ餅と草餅、どちらの呼び名が正解か?
昔々はよもぎでなくハハコグサ(母子草)を使ってていたため、草餅に。しかし「母と子を搗くのは縁起が悪い」とよもぎに変わり、よもぎ餅になったそうです。
今でも関東では「草餅」の方が多いですね。
春のよもぎのシーズンに、ぜひ手作りしてみませんか?よもぎは生ではなく、乾燥タイプを使います。
よもぎ餅の材料と道具
材料:4個分
<生地>
白玉粉:10g
上新粉:50g
湯 :50g
砂糖 :10g
ゆでたよもぎ:7~8g
<中餡>
つぶあん:80g(20g×4個)
<その他>
きなこ:適量
よもぎ餅の作り方
1. 強火で蒸す
よもぎ餅に限らず、もち全般に言えますが、蒸す際は強火で。特に上新粉が入ると、白玉粉よりも火が通るまでやや時間がかかるので、しっかりと強火で蒸してください。
2. しっかりとこねる
蒸しあがったもちは、ボウルに入れ、しっかりとこねてください。こねが甘いと、伸びがイマイチ。最初は木べらでこねながら、最後は手でしっかりとこねてください
1. 乾燥よもぎをゆで戻す
鍋に湯を沸かし、乾燥よもぎを入れ、5分ほどゆでてください。
(乾燥よもぎの量は、親指サイズのひと塊あれば十分です)

火を止め、ザルにあけておきます。


春は生のよもぎを入手できます!入手出来たらぜひ、生のよもぎでも作ってみてください

2. 生地を作る
白玉粉に水を加え、こねます。
※白玉粉の粒をしっかりとつぶしておきます


上新粉と砂糖を入れ、こね混ぜます。
※耳たぶの柔らかさになるまでよくこねてください


生地を4分割し、平たい小判型にします
(生地を小分けにして蒸すと、早く蒸し上がります)

3. 蒸す(強火/20分)
沸騰した蒸し器に濡らしたさらし布を置き、その上にもちをのせます。強火で20分蒸します。



4. 生地をこねる
蒸したもちをボウルに入れ、木べらでこねます。途中でよもぎを加えます。
最初は木べらでも、触れる温度になったら、手でもちが柔らかくなるまでしっかりとこねます




5. あんを包む
あんを4個分丸め、きなこ(大さじ1)をバットに置きます

手を濡らし、もちを4つに分割し、丸めます。


もちを広げ、あんをのせ、包みます。閉じ目は、指でつまんでおきます





包み終わったら、きなこにのせ、お好みできなこをふりかけ、完成です


賞味期限は2日。なるべくお早めにお召し上がりください。
よもぎは、生のよもぎ、乾燥よもぎ、よもぎパウダーがあります。
生のよもぎはフレッシュさと香りのよさが特徴。春の一時しか入手できず、スーパーなどにはありません。
一方、乾燥もしくはパウダーは製菓材料店で購入できます。手軽にいつでも買えるので、便利。おすすめは富澤商店の乾燥よもぎ。ゆで戻して使っています。
よもぎ餅の作り方、動画もあります
柔らかめのよもぎ餅レシピ

よもぎが余ったら、活用レシピ
