上新粉を使った歯ごたえしっかりの柏餅を作ります。
上新粉で作る柏餅の美味しさは、うるち米のいい香りにシコシコ感、そして歯切れの良さ。
最近の「やわらか~い」もちとは一線を画す、いさぎよい歯ごたえです。このシコシコ感がたまらなく美味しいのですよ
作り方はやや難しいですが、ぜひ作ってみてください。
なお柔らかタイプの柏餅がお好みの方は「白玉粉と上新粉で作る柔らかタイプ」のレシピをご覧ください
柏餅の材料と道具
材料:4個分
<生地>
・上新粉:60g
・湯 :58g
・上白糖:6g
<中餡>
・あん:80g(20g×4個)
<葉>
・柏の葉:4枚
おすすめの柏の葉
道具
・蒸し器
・手ぬぐいまたは布巾など
・ボウル
・ゴムベラ
・木ベラ
あんを手作りする方は、こちらのレシピをご参考に!



柏餅の作り方
1. 下準備
蒸し器を沸騰させておきます

柏の葉を洗い、水気をふき取り、バットに並べておきます。ざらざらした面をバットの下に向けて置いておきます
※柏餅を包むと、ざらざらした面が外側になります
手水のボウルを用意します

2. 生地を作る
上新粉をボウルに入れ、湯を加え、ゴムベラでこねます。生地がまとまったら4等分し、平らな小判型にします



3. 蒸す(強火/15分)
沸騰した蒸し器に濡らした手ぬぐいをのせ、生地をのせ、その上に手ぬぐいをかぶせます。蒸し器にも蓋をして、強火で15分蒸します


4. 生地をこねる
蒸したもちをボウルに入れ、木べらでこねます。上新粉の生地はやや固いので、こねづらいのですが、コツは木べらでまとめるようにしてこねます。

もちが温かいうちに砂糖を加えます。砂糖を入れるともちが分離しやすいので、分離しないように、まとめながらこねます。途中から手でこね、もちがある程度柔らかくなり、滑らかになったら手を止めます
※砂糖を入れることで、翌日まで柔らかく食べることが出来ます


5. あんを包む
あんを4等分し、丸めます。もちも4等分し、丸く整えます
※もちを丸く整える際は、外側にきれいな面が出るように、内側に織り込むのがコツです


手のひらにもちをのせ、約10cm長の楕円形に広げます。広げる際は手前をやや薄く、向こう側をやや厚くします。手前にあんをのせ、上に生地をかぶせ、合わせ目を閉じます



6. 柏の葉でくるむ
もちを柏の葉にのせ、くるみ、完成です


柏餅は作った翌日から固くなりますので、早めにお召し上がりくださいませ



柏餅の作り方(動画)
柏餅の保存方法と賞味期限
柏餅は常温保管で、翌日までにお召し上がりください
少し餅が固くなってしまった場合は、電子レンジで数秒温めると、柔らかくなりますよ

白玉粉と上新粉で作る柔らかタイプのレシピ
柔らかい柏餅のレシピはこちらをご参考に
