関西でおなじみの、道明寺粉を使った桜もちのレシピです。
道明寺桜餅の美味しさは、粒々食感の生地と滑らかなこしあんにあります。道明寺の桜餅のあんは、ぜひこしあんで。
作り方はいろいろありますが、ここでご紹介するのは鍋と蒸し器で2度火入をする方法です。2度の火入れでもちはふっくら柔らかで美味しくなります!
ぜひお試しください。
桜もちの材料と道具
材料:4個分
<生地>
・道明寺粉:40g(5割タイプを使っています)
・砂糖:24g
・水:60g
・紅色素:微量
<中あん>
・こしあん:80g(20g×4個)
<その他>
・桜の葉の塩漬け:4枚
もち米を蒸して、乾燥させ、細かく割った粉で、粒の大きさは数種類あり、4割、5割、6割などがあります。
道明寺粉は、主に桜餅や椿餅に使われ、和食では揚げものの衣としても使われます。
道明寺粉について詳しくは下記もご参考に

道具
・ボウル
・ヘラ
・鍋
・蒸し器
桜もちの作り方
1. 桜の葉を洗い、塩抜きする
桜の葉の塩漬けを洗います。ボウルに葉を入れ、水を注ぎ、5分ほど置きます。
流水で洗い、キッチンペーパーで軽く水気をふきとり、バットに並べておきます

道明寺粉はとてもくっつくので、あんを包んだら、葉の上にのせます
そのため、バットに葉を4枚置いて準備しておきます



2. 生地を作る
ボウルに道明寺粉、水を加え、ホイッパーで混ぜます。続いて砂糖も加え、混ぜてください

道明寺粉は水分を入れるとダマになりやすいので、ホイッパーで混ぜます

ピンク色に染める場合は、紅色素を微量の水(または湯)で溶き、加えます

色素は少しずつ加えてください。紅は少量で濃いピンク色になります


着色したら、鍋に入れます

鍋を中火にかけます。混ぜながら道明寺粉に水分を吸わせます。ぽってりとしたもち状になったら、火を止めてください

3. 蒸す(中火/10分)
沸騰した蒸し器にクッキングシートまたはさらし布を敷きます。その上に道明寺粉をのせ、蒸します
蒸し時間は10分、火加減は中火~強火です

蒸している間に、あんを4つ分丸めます。ボウルに水を入れ、手水を用意します

4. あんを包む
蒸しあがった道明寺をボウルに入れ、ゴムベラで軽く練ります。やや粘り気が出たら手を止めます

続いて生地を4等分し、丸めておきます

手を手水で濡らし、手のひらに生地を広げ、上にあんをのせ、包みます

道明寺は手につきやすいので、あんを包む際に手水を使います


包み終わったら桜の葉の手前に置き、葉をかぶせて、完成です

レシピ動画
・桜餅の賞味期限は3日です。とは言え、もち菓子なのでお早めにお召し上がりください
・道明寺の桜餅を美味しく作るコツは2度火入すること。1回目は鍋で、2回目は蒸し器を使います

