【和菓子の材料を学ぶ・シリーズ】道明寺粉について

桜餅でおなじみの道明寺粉(どうみょうじこ)。

名前に”寺”がつく不思議な名前ですが、和菓子作りに欠かせない材料の一つです。桜餅から椿餅、おはぎ、あるいはみぞれ羹(道明寺羹)など、幅広く使われています。

今回は道明寺粉について、詳しくご紹介していきます。

和菓子作りに欠かせない道明寺粉とは?

道明寺粉の原材料は?

もち米から出来ており、もち米を蒸して、餅を作り、乾燥させて、割ったものです。

形は粒状です。

種類があり、粒の大きさを数字で表しています。

・6割(1/6サイズに割ったもの)
・5割(1/5サイズに割ったもの)
・4割(1/4サイズに割ったもの)
・3割(1/3サイズに割ったもの)

数字が小さいほど、粒サイズは大きくなります。

一般的によく使われているのは、5割タイプ。続いて4割、6割という順番でしょうか。ちなみに粒が小さくなるほど、出来上がりは滑らかになります。


左が5割、右が6割。見た目の違いはやや分かりにくいですね

道明寺粉の名前の由来

大阪・藤井寺市の道明寺で最初に作られたので「道明寺粉」と名付けられました。別名、道明寺糒*(どうみょうじほしい)とも呼ばれています。

道明寺の歴史は古く、菅原道真とゆかりのあるお寺。お寺のホームページに道明寺粉の由来が詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。

道明寺のホームページ
http://www.domyoji.jp/

*糒とは、米を一度煮たり蒸して、乾燥させた飯。干飯とも書きます

 

道明寺粉を使った和菓子

・桜もち:道明寺粉をピンク色に染めて、あんを包み、桜の葉でくるんで作ります

・椿餅(つばきもち):1〜2月に食べられるお餅。椿の葉2枚でお餅を挟みます

・おはぎ:もち米の代わりに、道明寺粉で作ります

・茶席の和菓子:道明寺粉を使い氷餅でくるむ、あるいは巻くなど

 

・道明寺蒸し:道明寺粉を使った蒸し物。春は鯛やサワラに道明寺をかけ、あるいは椀種としても使われています

道明寺粉の使い方

道明寺粉は乾物。最初に鍋でふやかし水分を吸わせてから、蒸します。

1. 鍋に道明寺粉、水、砂糖を入れ、混ぜます

火にかけ、ぽってりとした状態になったら、火を止めます

2. 沸騰した蒸し器に入れ、10分蒸します

 

蒸したものに、あんを包めば、桜もちになります

道明寺粉のレシピ

・桜餅のレシピ

【桜餅レシピ】道明寺粉で作る関西風「桜餅」の作り方

・おはぎのレシピ

道明寺粉で簡単に作る「おはぎ」の作り方

道明寺粉のご購入は

道明寺粉は、富澤商店で購入できます。

通年販売されているのは5割タイプ。桜餅の季節には4割タイプもあります。

道明寺粉(5割中粒)

6割は、和菓子材料処京都ヤマグチさんで購入できます

 

ぜひ道明寺粉で和菓子作り、楽しんでみてくださいね


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