浮島は別名、蒸しカステラ。食感はふんわり滑らかで、しっとり優しい口当たり。
ふんわり軽いケーキのような感じもあり、和にも洋にもアレンジできる和菓子です。

初めて浮島を食べた時は、そのおいしさにビックリ。
それ以来、すっかり浮島のとりこです
浮島がふんわり&しっとりするのは、白あんと卵白のメレンゲによるもの。
美味しく作るコツは、キメの細かいメレンゲを作ること。ミキサーでツヤのあるメレンゲを泡立てましょう。
目次
浮島の材料と道具
材料:玉子豆腐器(12×7.5cm)1缶分
・白あん:100g
・卵:1個分
・上白糖:12g(卵白用)
・上白糖:12g(卵黄用)
・上新粉:15g
・薄力粉:5g
・甘納豆:15g程度
・抹茶:1g(小さじ1.5杯の湯で溶かします)
道具
・蒸し器
・ボウル
・ミキサー
・ホイッパー
・ヘラ
・玉子豆腐器(12×7.5cm)
・クッキングシート
浮島の作り方
1. 下準備
抹茶を茶漉しでふるい、湯(小さじ1.5杯程度)で溶き、ホイッパーなどでダマの無いよう混ぜておきます


抹茶は一保堂さんの「初昔」などを使っています。和菓子に使う抹茶選びについては下記もご参考に


卵を卵黄と卵白に分け、それぞれボウルに入れておきます
玉子豆腐器にクッキングシートを敷きます
クッキングシートの折り方は下記をご参考に


2. 卵黄、砂糖、あんを合わせる
卵黄に上白糖12gを加えて、ホイッパーですり混ぜます


続いて、白あんを加えて、混ぜ合わせます


3. メレンゲを作る
ミキサーで卵白を泡立てます。卵白にミキサーを入れ、中~高速のスピードで泡立てます
ある程度泡立ったら砂糖を2回に分けて加え、都度泡立ててください


メレンゲがきめ細かくつやのある角の立つ状態になったら、泡立てを止めます


メレンゲは泡立てすぎず、ボソボソにならないようにご注意ください


4. 粉を加える
泡立てたメレンゲをゴムベラでひとすくい分、卵黄のボウルに入れます。ホイッパーでしっかりと混ぜ合わせます




メレンゲの泡がつぶれても構わないので、しっかり混ぜます
上新粉と薄力粉を合わせてふるい入れ、ホイッパーで混ぜます




5. メレンゲを加える
メレンゲを加えて、泡をつぶさないように、ゴムベラでさっくりと混ぜます


6. 生地の半量に抹茶を加え、型に入れる
生地の半分を別のボウルに入れ、溶いた抹茶を加えムラのないように混ぜます


抹茶の生地を型に流し入れます。型の底をたたき、空気を抜きます
※もう一つの生地は、後から流し入れるため、とっておきます


7. 蒸す(強火/10分)
蒸し器をあらかじめ沸騰させておきます。蒸し器に型ごと入れ、蓋をして、強火で10分蒸します




8. 残りの生地を入れて、もう一度蒸す
蒸し器から取り出し、抹茶生地の上に甘納豆をのせます


上から残りの生地を流し入れます。型の底をたたき、空気を抜き、上部を平らにしておきます




蒸し器に入れ、中火で10分蒸します


蒸し上がったら、型から出し、常温で冷まします。


浮島が一番おいしいのは、蒸して半日~1日経過した頃です。ぜひお試しください