初夏は麦の収穫時期。季語も麦秋です。
麦と言えば、大麦の粉「はったい粉」。初夏ははったい粉を使った和菓子がいくつかあり、麦手餅(むぎてもち)はその一つです。
求肥にメレンゲを加えてふんわり柔らかな餅を作り、あんを包み、はったい粉をまぶします。
はったい粉の香ばしさがとても美味しい一品。
初夏を代表する和菓子の一つ、麦手餅。ぜひお試しください
麦手餅の材料と道具
材料:4個分
・白玉粉:40g
・砂糖 :40g
・水 :72g
・卵白:1個分
・砂糖:20g
・こしあん:80g(20g×4個分)
・はったい粉:適量
道具:
・ボウル
・ゴムベラ
・木べら
・鍋
・ミキサー
・刷毛
・スケッパー
麦手餅の作り方
1. メレンゲを作る
ボウルに卵白を入れ、ミキサーで泡立てます。砂糖20gを途中で2回に分けて加え、ツノが立つまでしっかりと泡立てます
2. 生地を作る
鍋に白玉粉と水を入れ、木べらで混ぜます
バットにはったい粉(適量)を置いておきます
3. 求肥を練る(鍋練り)
鍋を中火にかけながら、木べらを使い、もちを練ります
途中で砂糖を2回に分けて加え、都度よく練ります
もちの表面が滑らかでコシのある状態になったら、火を弱め、メレンゲを加えます。メレンゲの半量を加え、よく練り混ぜ、残りのメレンゲを加えたらしっかりと練り混ぜ、火を止めます
バットのはったい粉の上に、もちをのせます
4. あんを包む
あんを4等分し、丸めておきます
もち全体にはったい粉をまぶし、スケッパーで4等分にします。もちの形を整え、あんをのせ、包みます
包み終わったら、形を楕円形にして(麦粒のイメージ)、はったい粉をまぶし、完成です