こんなにも美味しい和菓子があったのだろうか・・・と桃山を初めて食べた時の感動は今でも覚えています。
白あんと卵黄を合わせた優しい甘さでしっとり食感。材料はわずか5つです。作り方もシンプル。日持ちもよく、作ってから3日ほど美味しく食べられます。
桃山を食べないなんて、人生もったいなーい!ぜひお試しください
桃山の材料と道具
材料:4個分
<生地>
・白あん:90g
・卵黄 :9g(あんの10%)
・寒梅粉:2g
<中餡>
・あん:60g(15g×4個)
<仕上げ用>
・みりん:適量
道具
・ボウル
・ゴムベラ
・鍋(ぼうず鍋がおすすめ)
・オーブン
桃山の作り方
1. 白あんと卵黄を混ぜる
白あんに卵黄を加え、ゴムベラでしっかりと混ぜ合わせます
2. あんを火取る(=水分を飛ばす)
鍋に混ぜたあんを入れ、弱火にかけながら、水分を飛ばします。あんは鍋底から固まってくるため、ゴムベラでよく混ぜながら、水分を飛ばしてください
指で触って、生地がつかない固さで火を止めます
3. 生地を作る
ボウルにあんを入れます
ゴムベラでよく混ぜ、生地を滑らかにします
※卵黄のダマが残ってしまった場合は、ザルで漉すと滑らかになります。でも多少のダマはお気になさらずに…
寒梅粉を加え、さっくりと混ぜます。
※しっかりと混ぜるというよりは、粉が見えなくなる程度で混ぜればOKです
4. 生地を休ませる(15~30分)
乾燥しないよう、ボウルにラップをかけ、休ませます
5. 生地を練る
ヘラでしっかりと生地を練りこみ、滑らかにします。この練り込みが桃山の美味しさを決める一つのポイントです。滑らかになったら、生地を4等分し丸めます
6. あんを包む
生地であんを包み、とじ目を下にしてクッキングシートの上に置きます
オーブン用の天板を並べ、生地の上部にみりんをハケで塗ります
7. オーブンで焼く
220~230℃で予熱したオーブンに入れ、7分焼きます。焼きあがった桃山は柔らかいので、冷ましてから網の上にのせます
桃山は半日経つと、生地がしっとりします。美味しく食べるには、半日ほどお待ちください!