亥の子餅は11月(亥の月)の亥の日、亥の刻に食べるお餅。無病息災や子孫繁栄の願いを込めていただきます。
形はウリ坊(イノシシの子供)に似せて作ります。これは多産のイノシシにあやかったもの
秋はイノシシ、春はウグイスなど、和菓子は何かと動物にあやかったものが多くありますね。
秋の亥の子餅、ぜひ作ってみてください
亥の子餅の材料と道具
材料:4個分
・白玉粉:40g
・水:72g
・上白糖:40g
・さらしあん:5g
・片栗粉(手粉):適量
・あん(つぶまたはこし):80g
あんこラボ
さらしあんを使って、生地を着色します。シナモンパウダーなどでも代用できます
道具
・鍋(ぼうず鍋がオススメです。焦げにくく、練りやすいです)
・ボウル
・木べら
・バット
・スケッパー
・ハケ
・金串
亥の子餅の作り方
1. 生地を作る
ボウルに白玉粉と水を入れ、ゴムベラで混ぜます
続いてさらしあんを入れ、混ぜ合わせます
2. 求肥を練る(鍋練り)
求肥の練り方はいろいろとありますが、「鍋練り」を行います。鍋練りのポイントは、しっかりと力を入れて練ること。練りが足りないと、柔らかい求肥になり、餡を包むのが難しくなります
バットに多めの片栗粉を敷いておきます
鍋に生地を入れ、木べらで練ります。火加減は弱~中火です
途中で砂糖を2回に分けて加えます。白玉がもち状になってから砂糖を入れ、よく練り混ぜます
滑らかな状態になったら、火を止めます
バットの片栗粉の上に求肥をのせ、2つ折りにします。やや冷めるまでそのまま置きます
3. あんを包む
あんを4個分丸めます
求肥全体に片栗粉をまぶし、スケッパーで4等分します
求肥であんを包みます。求肥は柔らかく、手に付きやすいので、片栗粉をもちと手にしっかりとつけてから包んでください
あんを包み、形を楕円形に整えます。
4. 仕上げ
金串をガス火で温めます。金串が温まったら、もちの上部に焼き線を入れ、イノシシ模様を付けます
完成です