どらやきはご自宅でも比較的簡単に作ることが出来ます
特別な道具は不要、自宅の調理器具でほぼ大丈夫です。
でもせっかくなら、丸いきつね色のどらやきを作りたいですよね。
生地の形と色にこだわるなら、やっぱり専用の道具があるといい。和菓子職人さんも使う専用の道具です。道具があれば、見事なほどに美しいどらやきを作ることが出来ます。
専用の道具を揃えて、本格的などらやき作りに挑戦してみませんか?
本格的などらやき作り、持っておきたい道具4選
銅鑼(どら)さじ
どらやき用のさじのこと。
特徴はさじの形と高さにあります。お玉やレードルと比べ、形は真ん丸で、高さは浅く作られています。浅い理由はよく分かりませんが、浅い方が生地を流しやすいような気がします。
素材は主に真鍮製。適度な重さがあり、生地を一点に落とすことができます。
職人の方は、真鍮のどらさじに竹の柄を付け、長さを持たせて使用しています。
どらさじのサイズは、2~2.6寸(0.2寸刻み)までありますが、おすすめは2.2寸か2.4寸。教室でも愛用しています
フライパン派の方は、銅製の玉子焼きフライパン
銅は熱効率が良く、焼き色が美しく仕上がります。そして膨らみ方も理想の形に。
家庭用なら、玉子焼き用の銅製フライパンがおすすめ。プロ用の一文字銅板に負けない、美しい焼き色になりますよ。
ガスでもIHでも使用可能。お値段はやや高いですが、何年も使え、どらやきだけでなく出汁巻き卵も作れます。
おすすめサイズは21cm(関東型)です。
ホットプレート派の方は、abien の magic grill
ホットプレートでどら焼きを焼くメリットは、熱が安定しやすいく、一度に複数枚焼けることにあります。
ガス火のフライパンは、熱が安定するまでやや時間がかかり、また同時に1~2枚しか焼けません。作業効率を重視するなら、ホットプレートですね。
各社あるホットプレートの中からおすすめなのは、abien の magic grill。
特徴はプレートに枠が無く、天板がフラット(細かな波目がありません)。まるで一文字の銅板で焼いているかのような感覚で焼けるのです。枠の無いホットプレートでの焼きやすさには感動します
重量も軽く、持ち運びが便利。電源さえあれば外で使用も可能です。
また、プレートを丸洗い出来るのでお手入れも楽ですよ。
最近はすっかりmagic grillのヘビーユーザーです
焼印・焼きごて
必須ではありませんが、あるといいなという道具です。
どらやきに焼印を押すと、華やかに。プレゼントなどにおすすめです
焼印の形の種類もいろいろ。ポップでかわいいものから、定番の菊や桜、あるいは個性的なものも。
おすすめは季節問わずに使える形。私は千鳥を愛用しています。
どらやき道具を揃えて、ご自宅で本格的などらやき作りを楽しんでくださいね。