和菓子作りに欠かせない工程の一つに「裏漉し」があります。
例えば、こしあんを作るために小豆を裏漉す、栗きんとんを作るために栗を裏漉す、芋あんやかぼちゃあんを作るために裏漉すなど。
裏漉し器は和菓子作りに欠かせません。和菓子を作るなら、1つはぜひ持っておきましょう。
裏漉し器は料理でも使うので、種類は様々。100円ショップで売っているものから、専門店のものまでありますが、今回は和菓子作りに便利なおすすめの裏漉し器をご紹介します。
おすすめの裏漉し器のご紹介
裏漉し器は着脱式と固定式の2種類があります
着脱式
裏漉し器には、固定式(本体と網が固定されたタイプ)と着脱式(本体と網を装着して使うタイプ)の2種類があります。
家庭でよく使われているタイプは固定式ですが、和菓子には「着脱式」がおすすめ。漉すものにより、網の種類(目の細かさ)を変える必要があり、着脱式なら本体1つに複数の網を揃えることができるからです。
・こしあんを作る時は、細かい目の網を使用(メッシュ65タイプ)
・栗や芋を裏漉す時は標準的な網目を使用(メッシュ20~30)
着脱式なら本体は一個に、網2枚なので、保管スペースにも困りません。
裏漉し器の幅サイズは、やや大きめがおすすめ
幅サイズはいくつか種類があり、直径が21cm、24cm、27cm、31cmタイプなど。
おすすめは24cmサイズ。小さ過ぎず、大き過ぎず、使い勝手がよいです。教室でも使用しています。
網は、メッシュ20~30と65の2種類があると便利
網の種類もいくつかあり、非常に細かい65メッシュから、60メッシュ、50メッシュ、30メッシュ、20メッシュ、12メッシュなど。前述のように、こしあんなら65メッシュを使い、その他は20~30メッシュを使っています。※メッシュ数が多い方が細かくなります
メッシュ20~30:標準的な網目の細かさ
メッシュ65:絹ぶるいと呼ばれる、とても細かいの網目
和菓子作りには、この2種類の網を持っておけばOKです
おすすめの裏漉し器の組み合わせ
和菓子作りにおすすめの着脱式裏漉し器をご紹介します。本体と網は別売りです。
◎本体
遠藤商事 SA18-8ワンタッチうらごし 枠 24cm BUL01024
◎こしあんを作るための、65メッシュの網
遠藤商事 SA18-8替アミ 24cm用 65メッシュ BUL02465
◎栗や芋などを漉すための、30メッシュの網
遠藤商事 SA18-8替アミ 24cm用 30メッシュ BUL02430
浅草・合羽橋のお店でも購入できます。