あると便利な「おろし金」:軽羹や薯蕷饅頭に山芋をすりおろします

おろし金、和菓子でもよく使います。薯蕷まんじゅうや軽羹作りに、大和芋のすりおろしは欠かせません。

フードプロセッサーを使って芋をすりおろすことも出来ますが、仕上がりはおろし金に軍配。柔らかく滑らかな気がします。

先日「おろし金を何を使っていますか」とご質問いただきましたので、今回は私のおすすめのおろし金をご紹介します。

合わせて大和芋のすりおろし方の動画もご覧ください。上手にすりおろすと、お菓子の仕上がりもきれいになりますよ。

おろし金の種類

おろし金には、昔ながらの金属製(ステンレス、アルミ、銅)タイプやプラスチック製やセラミック製などがあります。

形も様々。プロが好む五角形のタイプ、大根おろし用の歯がギザギザしたタイプ、あるいは横長タイプ、あるいは円形タイプなどがあります。

おすすめのおろし金は?

大和芋のすりおろしには、昔ながらの金属製で五角形タイプがオススメ

私もこれまで、セラミック、薬味用の小型すりおろし、すり鉢と使って来ましたが、最後にたどり着いたのが五角形のおろし金。

おろし金の歯が細かいのが特徴。しっかりと歯が立っているので、すりおろしやすく、仕上がりがとてもきれいになります。

素材はステンレス製がオススメです。銅製はプロ向けでややお値段が高いので、日常的に使用するならステンレス製の方がいいですよ。

私が使用しているおろし金はコチラ

私が使用しているのは、ツボエ(tsuboe)さんのステンレスおろし金。ツボエさんは新潟・燕市のメーカーさん。プロ用から家庭用まで様々な商品を作られています。


TSUBOEマーク

ツボエさんのおろし金のよいところは、ボディがしっかりとしており持ち手がとても持ちやすいこと。グリップがよいので、安定してすりおろすことができます。だからすり上がりもキレイになるのですね。

また、一度購入すると長く使えるので、品質のよいものを選びたいところ。燕のツボエさんなら安心して購入できます。

なお、サイズ選びも重要。自分の手にあったサイズを選びます。

私はツボエさんの6号(10.5cm×20cm)を使用しています。大きいものでは30cmサイズもありますが、女性の手なら20~22cm程度がオススメです。

ツボエさん以外にも、アイザワ工房さんや銅製おろし金の大矢製作所さんなどもあります。

大和芋のすりおろし方は、動画でどうぞ

すりおろし方のコツは、円を描くように芋を動かし、優しくすりおろすこと。手がぬるっとして芋を持ちづらいのですが、力を入れ過ぎないようにしてください。

ついつい力が入ってしまうと、芋のかけらが入ってしまいます。取り除けばよいのですが、そのまま使ってしまうと、口当たりが悪くなります。

なお、すりおろしたら、すぐに手を洗います。大和芋の「シュウ酸カルシウム」が針のような形をしており、それが刺さるとかゆくなります。しばらくするとかゆみはおさまりますが、、、かゆみに慣れていない方は手袋を着用して、すりおろしてくださいね。

 

すりおろした後は

おろし金で大和芋をすりおろしたら、和菓子を作ってみませんか?

大和芋を使う3品「軽羹まんじゅう」「薯蕷まんじゅう」「山芋汁粉」。次のレシピをご参考に。

軽羹まんじゅうの作り方 薯蕷まんじゅうの作り方 山芋汁粉の作り方/レシピ

 

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