栗きんとん(栗茶巾)の作り方

栗は秋の味覚の王様。生栗が出始めたら、栗の和菓子を作りましょ!

中でも栗の味を一番美味しく味わえるのが、栗きんとん。

岐阜のすやさん、川上屋さんなどでおなじみの茶巾タイプです。

作り方はとても簡単。皮むきの手間はかかりますが、おいしさを思えば頑張れます。

栗きんとんは出来立てが一番美味しいので、出来たらすぐにお召し上がりください

栗きんとんの材料と道具

材料:5~6個分

・栗:5~6個(栗が小さい場合は6~7個)

・上白糖:裏漉した栗の量の20%

道具

・鍋
・ボウル
・木べら
・裏ごし器(20~30メッシュ)

和菓子に欠かせない裏漉し器、1つはもっておきたい必須アイテムです

20~30メッシュは日用品店や100円ショップなどでも購入できます。もちろん合羽橋のお店やキッチン道具専門店にもあります。おすすめはこちら↓

あると便利「裏漉し器」:何かと裏漉すことの多い和菓子作り

栗きんとんの作り方

1. 栗をゆでる(約45分)

栗を水で洗います。皮に汚れがついている場合もありますので、しっかりと洗ってください

洗い終わったら、鍋に栗を入れ、たっぷり量の水を入れます

中火にかけ、約45分ゆでます(時間をかけてゆでると、栗は美味しくなるような気がします・・・気のせい?ちなみに栗はゆで過ぎは無いそうなので、1時間ほどゆでても大丈夫です)

 

火を止めます。そのまま(ざるなどに開けず)少し温度が下がるまで置いておきます。その後、ザルにあけてください

2. 栗の実を取り出し、裏漉す

栗をナイフで半分にカットします
※栗を切る際は滑りやすいので、指や手を切らないように充分にご注意くださいね。ツルっと滑りますので、要注意です

スプーンで中身を取り出し、ボウルに入れます

栗を裏漉します。さらし布や乾いた布巾を用意し、その上に裏漉し器をのせます

 

裏漉し器にのせ、木べらを動かし、漉していきます。少し力が要りますが、左の親指を裏漉し器にあてて木べらを動かすとスムーズに動かせますよ

 

裏漉した後は、美しい栗の山・・・

3. 栗と砂糖を混ぜる

栗の量を計量します。砂糖を栗の20%量で用意します(今回は栗が94gあったので、砂糖を19g用意しました)

栗に上白糖を加え、ヘラで混ぜ合わます。最初はパサついていますが、次第に湿ってきますので、しっとりするまでしっかりと混ぜてください

4. 成型する

栗を約20gずつに分け、丸めます

さらし布やラップにのせ、茶巾絞りの形に仕上げます。布の上を親指で押すと、より栗きんとんらしくなります

栗きんとんの動画レシピ

栗きんとん作りの補足

・栗きんとんは出来るだけお早目にお召し上がりください

・生栗の保管は冷蔵庫の野菜室がおすすめです

・栗のシーズンは9月から10月頃。一番美味しいのは10月上旬頃です

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