残月の作り方

とらやファンの方にはおなじみの「残月」

半月型のしっとり生地は生姜風味。中にはこしあん。生地の表面にはすり蜜がかけられ、通好みの焼き菓子です。私もとらやさんの焼き菓子の中では、あん焼きの次に好きです。

そもそも残月とは、月のこと。明け方まで空に残った月のことを指します。別名、有明の月とも。

残月が見られるのは満月から新月に向かう2週間ほどの間。早起きした天気のよい朝に、空を眺めてみてください。うっすらと白く見える月が残月です。

残月の材料と道具

材料:5個分

<生地>
・全卵:50g(約1個分)
・砂糖:50g
・薄力粉:50g
・蜂蜜:5g
・生姜のしぼり汁:10g

<アイシング>
・粉糖(オリゴ糖入り):15g程度
・卵白::1~2g程度

<中餡>
・こしあん:100g(20g×5個分)

<その他>
・油:適量

道具:

・ボウル
・ホイッパー
・フライパンまたはホットプレート
・お玉または丸い匙(どらさじ等)
・円筒状の容器(湯のみなど)
・ハケ
・スプーン

残月の作り方

1. 生姜を絞る

生姜を20g程度用意し、皮をむきます。
おろし金ですりおろしたものを絞り、茶漉しで漉し、10g分を用意します。
※生姜の筋が入ると食感が悪いため、必ず漉してください

2. 生地を作る

卵に砂糖を加え、ホイッパーで混ぜます。(泡立てるよりも混ぜます)さらに、蜂蜜と生姜のしぼり汁を加え、混ぜ合わせます。

薄力粉をふるい入れ、ダマが無くなるまで、混ぜます

3. あんを丸める

中に入れるあんを等分し、横長の形を作ります

4. 生地を焼く

フライパン(又はホットプレート)を温め、油を塗り、再度温めます。生地を丸いさじ(又はお玉)ですくい、フライパンに落とします。さじの背で丸く広げ、幅10cm、厚さ2mm程度まで広げます

表面に気泡が現われたら、ひっくり返します。軽く裏面を焼きます、もう一度ひっくり返し、あんを中心にのせます。すぐに生地を閉じ、網の上に移します

5. 背を反らせる

生地が温かいうちに、円筒状の容器(湯のみなど)で背の部分を反らせます
※生地が冷めてから行うと、亀裂が入るのでご注意ください

6. アイシングを塗る

アイシングを作ります。ボウルに粉糖と卵白を入れ、スプーンを使い、滑らかになるまでよく混ぜます

残月が完全に冷めたら、ハケを使い、表面にアイシングを塗ります。アイシングが乾くまで、そのまま置いておきます。完成です。

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