あん作りや和菓子作りに便利なアルミ製の「ぼうず鍋」。
あんこラボでも毎日のように使っています。
ぼうず鍋を使い続けていると、こんな感じで黒ズミが出てきませんか?
洗剤をつけて洗っても、落ちません…
この黒ズミの正体は?
ぼうず鍋の黒ズミの正体
水を煮沸させると、水は中性からアルカリ性を帯び、鍋肌についていた被膜がはがれ、新しい皮膜が作られます。
その被膜が水のミネラルと化学反応を起こし、鍋肌が黒く変色するそうです。
特に、小豆をゆでる際に重曹を入れると、より黒ズミが目立ちます。重曹はアルカリ性ですから…
あとは白玉団子をゆでると、特に黒ズミます。
アルミ鍋でしかも変色となると、体への影響も心配になりますが、
ご安心ください、人体への害はないそうです。
黒ズミを取り除くには?
害はないとは言え、やっぱり見た目はキレイにしておきたいですね。
黒ズミを取り除くには
「クエン酸」を使って、キレイにします。
クエン酸でのお手入れ方法
鍋に水を入れます。
水は、黒ズミの位置よりも上まで入れてください。
クエン酸を大さじ1~2杯、入れます
(クエン酸の量は、鍋のサイズによって変更します
火にかけ、沸騰させます。10分ほど煮沸させてください
あとは、洗剤で洗い、よくすすぎます。
クエン酸はドラッグストアや大型スーパー、最近では100均でも購入できます。
クエン酸が無ければ、レモンのスライスでも代用できるそうですが、まだ私は試していません。
ちなみに、ステンレスの鍋につく「膜のような汚れ」もクエン酸で取り除くことができます。
ぼうず鍋の黒ズミが出てきたら、定期的にお手入れしてみてくださいね。