1月15日の小正月に、小豆粥を炊いてみませんか?
小豆粥をおいしく作るポイントは2つ。①小豆をやや固めにゆでること ②小豆の渋切りを行わないことです
小豆粥の材料と道具
材料:2人分
・うるち米:0.5合(75g)
・小豆:30g
・塩:少々
道具
・鍋(土鍋がおすすめ)
※鍋は大き目サイズがおすすめ。小さいと吹きこぼれます
・鍋の蓋
・しゃもじ
1月1日から7日までを大正月と呼ぶのに対して、1月15日を小正月と呼びます。小正月には、餅花を飾って五穀豊穣を祈り、小豆粥を炊いて無病息災を願う風習があります。そのほか、秋田のなまはげや各地のどんと焼きも小正月に行われます。
小豆粥の作り方
1. 小豆を下ゆでする
小豆のゆで方のポイントその1:小豆を少し固めにゆでる
小豆は少し固めにゆでます。小豆を柔らかくゆでてしまうと、後ほどおかゆと共に加熱するので、出来上がりがとても柔らかくなってしまいます。
柔らかいおかゆごはんには、やや歯ごたえのある小豆の方が美味しいです。
小豆のゆで方のポイントその2:渋切りしない
ついつい渋切りしたくなりますが、小豆粥には不要です。おかゆを小豆の渋で色づけるので、ゆでこぼしはしません
小豆を洗い、鍋にたっぷりの水と共に入れます
火にかけ沸騰したら、やや火を弱めます。ゆで時間は40分ほど。途中で必ず湯を足し、豆が常に湯の中に漬かっている状態にします。
40分たったら、火を止めます。豆はふっくらとなっていますが、歯ごたえのある柔らかさです。
小豆とゆで汁を分けておきます。ゆで汁は水を足して600ccにします。
2. 米を研ぐ
米を研ぎます。0.5合もあれば2人分には十分です(沢山食べる方は1人分になります)。おかゆは驚くほど膨れますよ。
3. おかゆを炊く
鍋に米、ゆでた小豆、小豆のゆで汁を入れ、中火にかけます
沸騰したら、しゃもじで米を底から返し、全体を混ぜます
火を弱め、蓋をして、弱火で炊きます。炊き時間は40分。タイマーをセットします。
40分たったら火を止め、おかゆの固さを確認し、最後に塩を加えて混ぜておきます。完成です。
茶碗にもって、温かいうちにお召し上がりください!