蒸し器で作る本格的な赤飯のレシピをご紹介します。
調理時間は米の浸水時間を含めると、半日ほどかかりますが、やっぱり蒸し器で蒸した赤飯は美味しいですよ。ふんわりそしてもっちりとした美味なる赤飯。ぜひお試しください。
赤飯の材料と作り方
材料:2人分(出来上がり300g)
・もち米:150g(1合)
・ささげ:15g(もち米の10%)
・ささげのゆで汁:50g 程度
どちらもマメ科ササゲ属の豆です。2つの豆の大きな違いは、皮・豆の固さ。
小豆はゆでると豆が割れやすいのですが、ささげはゆでても腹割れしにくいもの。そのため、お祝いの席で食べる赤飯には、ささげが好んで使われています。
ただし、豆の味は小豆の方がホクホクして美味しいので、お好みでお使いください。
道具
・蒸し器
・ボウル
・ザル
・鍋
・さらし布またはクッキングシート
赤飯の作り方
1. もち米を研ぎ、浸水させる(2時間~半日)
もち米を優しく研ぎ、ボウルに入れ、たっぷりの水を加えます。浸水時間は、半日ほど。時間がない時は最低2時間つけておきます
2. ささげをゆでる(40分程度)
ささげを洗い、鍋に水と共に入れ、火にかけます。
沸騰したら中火にし、30~40分程ゆでます。
途中で、必ず水または湯を足してください(豆が湯から頭を出さないようにします)
豆がいくぶん柔らかくなったことを確認し、火を止めます。
豆をざるにあけ、ゆで汁を50cc程度取っておきます
3. もち米をささげのゆで汁に浸す(5分)
もち米をざるにあけ、水を切ります。
もち米をボウルに入れ、ささげのゆで汁50gのうち2/3量を加え、5分程置きます。
4. 蒸す(1回目/20分)
蒸し器を沸騰させておきます。蒸し器にさらし布かクッキングペーパーを敷き、その上にもち米をのせます
蒸し器の火加減は強火で、20分蒸します
5. 残りのゆで汁とささげを加える
20分後、火を止めます。
米を蒸し器から出し、ボウルやバットにのせ、ささげのゆで汁の残りをふり入れます
ささげを加えます
6. 蒸す(2回目/10分)
再び蒸し器に入れ、強火で蒸します。蒸し時間は10分です
蒸しあがったら、完成です
レシピ動画
赤飯で、埼玉県の郷土菓子「いがまんじゅう」もできます