今回のレシピは、関東のくず餅に近い、白くてもちもちとした食感のものです。
東と西では、くず餅の材料が違います。東は小麦粉のでんぷん、西は葛粉を使います。
このレシピは、小麦粉と葛粉の両方を使うタイプ。小麦粉と葛粉の良さを合わせています。しかも30分もあれば出来てしまう簡単レシピ。でも味は本格的ですよ。
ぜひ手作りくず餅、今日のおやつにいかがですか?
調理時間:30分
くず餅の材料:流し缶(小:12cm×8cm)1個分
- 葛粉:20g
- 浮き粉:20g(葛粉と同量)
- 薄力粉:10g(葛粉の半量)
- 水:140cc(葛粉の7倍)
- 上白糖:5g
- 黒みつ用の黒糖:25g
- 黒みつ用の上白糖:25g
- 黒みつ用の熱湯:50cc
くず餅作りにおすすめの流し缶はこちら。玉子豆腐器(小)。
私はフル活用してます。水羊羹、浮島、カステラなどなど。いろいろな和菓子の流し型として使えます。
サイズは小・中・大とありますが、小サイズが一番使い勝手が良いです。サイズは約12×7.5cm。またステンレス製なのでお手入れ簡単です。
私はフル活用してます。水羊羹、浮島、カステラなどなど。いろいろな和菓子の流し型として使えます。
サイズは小・中・大とありますが、小サイズが一番使い勝手が良いです。サイズは約12×7.5cm。またステンレス製なのでお手入れ簡単です。
くず餅のレシピ/作り方
1.葛粉を水で溶く
ボウルに葛粉を入れ、分量の水を加え、よく溶かします
2. 浮き粉と薄力粉をふるい入れ、軽く混ぜる
3. 鍋に漉し入れ、上白糖を加える
※鍋に葛液を入れる際には、必ず漉し入れます。漉さないと、葛粉のダマが残ります。
4. 加熱する(弱火)
ヘラで混ぜながら、サラサラなのり状になるまで加熱します。
※葛はなべ底から固まります。特に鍋底は念入りにヘラで混ぜてください。
5. 型に流し入れる
6. 蒸し器で20分弱蒸す(弱火~中火)
液体が無くなるまで、蒸します。
7. 型ごと冷水に浸ける。
粗熱が取れたら、くず餅を型から外し、冷蔵庫で冷やします
黒蜜ときなこをたっぷりとかけて、お召し上がりください。
味はおいしくできたのですが、形がイマイチでした。「サラサラなのり状」に加熱することができずに、ただの「のり状」になってしまったために玉子豆腐器に移した段階で非常に不格好です。「サラサラなのり状」にするためのコツを教えてほしいです。
おそらく火が強いのだと思われます。
また、火を止めるタイミングをもう少し早くすると、ゆるいのり状になります
ありがとうございます。的確なアドバイスで、先生と同じように作ることが出来ました。とてもおいしいです。関東風のくず餅はいつも買いに行くばかりだったのですが、これで作って楽しむこともできそうです。
質問があります。宜しければお答えお願い致します。
サラサラのり状にする工程は何のためにあるのでしょうか?
例えば、この工程を省いて蒸すとどうなってしまうのでしょう?
また、私が最初に作った「完全なのり状」も形は悪くなってしまったものの食感は良いと感じました。サラサラ状態で止めることの意味は何かあるのでしょうか?
粉が沈殿しやすいので、のりにしてから蒸しています。ゆるい状態で火を止めるのは、表面をきれいに仕上げるためです。
味、食感に申し分なければ、完全なのりにして蒸しても特に問題はありません。よろしくお願いいたします。
お忙しいところご返答いただきありがとうございました。
私なりに工夫して、このレシピを大事にしようと思います。