10~11月は新豆のシーズンですね。新豆とはその年に収穫された豆のこと。全ての豆が新豆へと変わります。
新豆はやや水分が多いので、いつもと同じように炊くと、ゆで過ぎてしまうことも。
新豆を炊く際には、ぜひ次のポイントを押さえて炊いてみてください。きっと上手に炊き上がりますよ。
新豆の炊き方のポイント
新豆の特徴
新豆はひね豆(前年以降に収穫された豆)に比べ、水分が多いのが特徴です。
よく「新豆とひね豆のどちらが美味しいですか?」と聞かれますが、それぞれに美味しさがあります。新豆にはフレッシュな美味しさが、ひね豆には安定した熟成の美味しさがあります。
ただ、新豆は水分が多い分、ひね豆と同じように炊くと、ゆで過ぎることが多々あります。豆の形が残らないほどの煮崩れを起こすこともあります。
新豆の炊き方のポイントは?
ポイントは、新豆を炊く時は「いつもより早めに火を止める」
吸水もゆで時間も、少し短めにします。
通常、吸水には40分程度かかりますが、新豆なら30分程度で終わることも。またゆで時間も30分かかるところが、30分かからないこともあります。
でも時間を目安にするというよりも、豆の状態を見ていただいて、吸水が終わったかどうか、ゆであがったかどうかを確認するのがおすすめです。
つぶあんの作り方
新豆でもひね豆でも、あんの作り方は変わりません。
つぶあんの作り方