虎豆をゆで、砂糖と塩で味付けする、甘煮の作り方をご紹介します。
虎豆は皮の模様が特徴的。名前の通り、虎柄です。いんげん豆の一種で、金時豆やうずら豆、手亡豆などと同じグループです。
虎豆はゆでても荷崩れしにくく、ゆでやすい豆です。でも、柔らかい煮豆にするには重曹を入れるのをおすすめします。
虎豆をおいしく柔らかく煮るポイントは2つ
「重曹とゆでる水の量を計量すること」と「火加減」
ポイントをおさえると、ほっくりと美味しい虎豆の甘煮が出来上がりますよ。ぜひお試しください。
虎豆の甘煮の材料と道具
材料:
・虎豆:50g
・水:300g(ゆでる用)
・重曹:約1g(濃度は、水の0.3%)
・砂糖:25g
・塩:1g
虎豆とは?
いんげん豆の仲間で、特徴は虎のような模様。主な産地は北海道です。皮も豆も比較的柔らかいので、煮豆に適しています
道具
・鍋
・ヘラ
虎豆の甘煮の作り方
1. 豆を吸水させる(半日以上)
ボウルに虎豆とかぶる量の水(分量外)を入れ、半日以上置き、豆を吸水します
2. 豆を洗い、鍋に水と共に入れる
豆をよく洗い、鍋に入れ、水300gを入れます
3. ゆでる(約60分)
火にかけ、中火にします
沸騰したら、重曹を加えます
その後は、常に中火をキープし、ボコボコと湧いている火加減にします。
弱火では柔らかくなりませんので、火加減強めがポイントです
ゆでている間は、適宜湯を足してください。豆が湯から出ないようにしておきます。
1時間後、豆を食べ、柔らかくなっていれば火を止めます。
4. 湯をかえ、砂糖と塩を加え、煮詰める
ゆで汁に新しい湯を加え、ゆで汁を入れ替えます。湯の量は豆がひたひたに漬かる程度にします
砂糖と塩を入れ、火にかけます。火加減は弱火~中火です。
砂糖が溶け水分が少なくなったら、火を止めます。バット等に広げて置き、冷まして完成です。
花豆やうぐいす豆の甘煮のレシピはこちら。ご参考に!
花豆の甘煮の作り方(圧力鍋を使用) 青えんどう豆(うぐいす豆)の甘煮の作り方