「作ったあんこが冷凍庫に沢山残っています。どうやって食べればいいでしょうか」と、時折ご質問いただきます。
あんこの食べ方、なかなか思いつかないですよね。いつもあんトーストという訳にもいきませんし・・・
そこでおすすめしたいのが「最中」。最中の皮を買って、あんを挟んで食べる!これが一番簡単で、おいしい食べ方です。
また、最中の皮があればアイス最中もできます。おやつにデザートに、あると何かと便利です。
今回は日本全国の最中の皮専門店の中から、おすすめの3店をご紹介します。
最中の皮を購入するならココがおすすめ
最初に、最中の皮について知っておきたいこと
○最中の皮の専門店とは?
最中の皮は、種屋さんと呼ばれる専門店で作られています。製造工程が大変手間のかかるものなので、専業化されているそうです。
ちなみに作り方は、もち米を製粉し、蒸して餅を作り、伸ばして、小さく切り分け、型で焼くとのこと。手間がかかりますね。だから和菓子屋さんで自家製されるところはほとんどありません。
種屋さんも最近は小売りをするようになり、小ロットから購入可能なお店もあります。
○最中の皮の原材料は?
もち米です
○最中の皮の賞味期限は?
お店によって異なりますが、製造から約3か月~6か月程。3か月も日持ちするなら、少し多めに購入してストックしておくのもいいですね。私もそうしてます。
○最中の皮の保管方法は?
湿気のないところで保管します。私は、梅雨から夏場は冷蔵庫で保管し、それ以外は缶に入れて保管しています。
最中の皮専門店、おすすめの3店
1. 東京・中野新橋の丸井商店
店頭で購入可能。もちろんネットでの購入も可能です。私もいつもこちらの最中の皮を購入しています。
小ロットでも対応してくださるのが嬉しいお店。店頭ではとても気さくなご主人が、応対してくださいます。
丸井商店さんの最中の皮は美味しいです。普段は最中の皮の味を意識すること無いのですが、丸井商店さんの皮は美味しさの余韻がしばらく残ります。ちなみに皮は、自社工場で1枚1枚製造されています。
お店の場所は、ホームページにてご確認ください。
なお、最寄り駅は2つ。
・東京メトロ丸ノ内線の中野新橋駅
・都営大江戸線の西新宿駅
いずれも徒歩10~15分ほどです。
2. 東京・浅草の種亀
東京・浅草にある種亀さんは、ネット販売のみです。小売りは80組から可能なようです。
じつは先日、あんこラボにお越しのお客様から、種亀さんの最中の皮をいただきました。とても美味しかったです。皮のパリパリ感といい、焼き具合、餅の美味しさ。久しぶりに感動する味の最中の皮に出会いました。
種亀さんの商品は、形、絵柄、じつに様々な種類が販売されています。だから和菓子だけでなく、スイーツやフードにもいろいろと使えそうな感じです。
3. 金沢のたねらく
和菓子の街、金沢の「たねらく」さん。こちらもネットで購入できます。私はまだ購入したことはないのですが、以前お客様からいただきました。とっても美味しかったです。
たねらくさんの皮の魅力は、デザイン。伝統的なものからモダンなものまで、いろいろあります。どれも魅力的で、ついつい購入したくなるものばかりです。
小売りは100枚から。
以前、10月にはハロウィン最中などもありました。
最中の皮のおいしい食べ方
最中の皮は、時間が経つとやや湿気を帯びます。
食べる前にオーブンやトースターで1分ほど焼いてみてください。パリっと香ばしい最中の皮になりますよ!