和菓子と和食は切っても切れない関係です。
『和菓子を追究するならば、日本料理のことも学ぶ』そう考え、日々和食のレシピも研究してます。
いろいろな和食のレシピ本を読んでいますが、特に勉強になるのが、分とく山の野崎洋光(のざきひろみつ)さんの本。
野崎さんのレシピ本は、分かりやすく、読みやすく、面白いし、そして美味しい。和食のレシピ本なら野崎さんの本をおすすめします。
今回は中でもぜひ持っておきたい野崎さんの本を4冊ご紹介します。
分とく山の野崎洋光さんの本、おすすめの4冊
料理の常識を覆す、目からウロコの1冊
『料理学』
家庭の和食の基本を学べる一冊。しかも今まで常識と思っていたことが、じつは常識ではない…ということを学んだ一冊です。
ごはんの炊き方、煮物の作り方、野菜の煮方、魚の下ごしらえなど、これまでの常識だと思っていたやり方は、野崎さんに言わせれば「常識・慣習にとらわれなくてよい」。
家庭料理だからこそのやり方があるとのこと。和食作りについて、目からウロコでした。
レシピを知りたいというよりも、料理に興味関心の高い方におすすめしたい一冊です。
ちなみに、この本にある鶏出汁ラーメンは美味しかったです。
出汁の基本が分かる。いろいろな料理に応用が利く1冊
『美味しい方程式』
汁物、煮物、つゆの作り方など、その都度レシピ本を見ていませんか?
いろいろな料理の基本となる「出汁」について、美味しい比率を学べる一冊です。
出汁の比率が分かれば、毎回レシピをチェックする必要はありません!
出汁の基本比率をこの一冊から学びました。
普段の夕飯づくりに役立つレシピ本
『和食の設計図』
レシピ本です。レシピの掲載数はほどほどですが、一汁三菜のレシピを春夏秋冬で紹介した一冊。
毎日の献立を考えるのは、頭を悩ませるところ。和食の設計図では、同じ素材を使って、春・夏・秋・冬のレシピが紹介されているので、献立作りの参考になります。
和食のレシピ本ならこちら。300レシピも載ってます
『和食宝典』
野崎さんをはじめ、和食の達人のレシピ本。
和食のレシピ掲載数は300を超えます。
本棚に一冊おきたい和食のレシピ本です。