京都:庭園と和菓子を楽しむオススメの2軒

これからの季節、京都を訪れる方も多いのではないでしょうか。観光シーズンの京都は神社仏閣・庭園をめぐると、人が多くて、ゆっくりと鑑賞できないことも。「せっかく京都に来たから、ゆっくりと静かに庭園を眺めたい。。。」と思う方、ぜひおすすめしたい所があります。それは美しい庭園のある和菓子処。

京都と言えば、いうまでもなく”和菓子ラバーの聖地“。私もほぼ1年に1回は訪れています。京都を訪れると1日中、和菓子屋さんを巡り、東から西へ、南から北へと移動!移動!移動!ひたすら移動しています…

その京都好きが、京都で見つけた、庭園を眺めながらゆっくりと和菓子をいただけるおすすめの2軒をご紹介します。お店のおもてなしも最高です。しかも京都でしか食べられない和菓子をいただくことができます。これは行くしかないでしょ。京都に行かれたら、ぜひどうぞ!

おすすめその1:茶寮 宝泉(ほうせん)

茶寮 宝泉の庭園

 

下鴨神社から北に向かって15分程歩いたところにあります。美しい庭園を眺めながら、和菓子をいただける素敵なお店。日常の忙しさや都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間をすごせます。

宝泉と言えば作りたてのわらび餅が有名。しかし和菓子好きな方には、わらび餅は次回に回して、ぜひ食べていただきたいのが、白小豆のぜんざいです。白小豆とは小豆の一つ。通常の小豆はあずき色をしていますが、白小豆は乳白色。

産地も少なく非常に希少なお豆のため、めったにお見かけしません。和菓子屋さんでは高級白あんに使われています。宝泉では、なんとこの白小豆を使ったぜんざいをいただくことができます!

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美しい乳白色の白小豆。
そのお味は・・・ひと口食べると、白小豆の上品な味が喉をすーっと通り抜けていきます。赤い小豆にはない、爽やかさ。まさに清涼感を楽しむぜんざいです。宝泉の白小豆ぜんざいを食べてから、すっかり白小豆のおいしさにはまりました。
京都に行かれたら、ぜひ茶寮 宝泉で白小豆ぜんざいを!ちなみに宝泉へは、世界遺産下鴨神社の糺の森を散策し、歩いて向かうといいお散歩になりますよ。
 下鴨神社

 

おすすめその2:とらや菓寮 一条店

京都御所から徒歩1分のところにあります。江戸初期にはこの地にお店を構えていたそうで、かれこれ400年以上の歴史・・・由緒あります。
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歴史は古くも、建物は新しく。店舗内にはゆったりとした喫茶スペースがあります。奥には緑まぶしい美しい庭園が広がり、じつは庭園の横の建物内で生菓子が製造されています。ほんの少ししか見えませんけど

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おいしいお茶と和菓子、そして温かいおもてなしのとらや一条店。京都で静かな上質な時間を過ごしたい方にはおすすめの場所です。

とらや一条店でぜひ食べていただきたいのが、京都限定の「青大豆の豆乳羹」

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豆乳を寒天や葛で固めたもの。上品な甘さのこしあんソースが添えられています。

ひと口いただくと、まるで究極の絹ごし豆腐のよう。でも舌触りと弾力ある食感は豆腐とは少し異なります。見た目は美しいうぐいす色。とっても上品なデザートです。他県のとらやでは決して食べることはできませんよ。
和菓子好きによる、京都でおすすめしたい庭園付きの和菓子処2軒のご紹介でした。京都に行かれる方はぜひ訪れてみてください。

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